新しい版がリリースされると、いつもどこからダウンロードしていいのかわからず困ってしまいます。わかりづらいのは何とかしてもらいたいものです。

 Movable Type 4.21 のダウンロードは、Six Apart – Movable Type のライセンスと購入について

 Movable Type (Open Source) 4.21 は、Movable Type (Open Source) 4.21 (MTOS-4.21-ja.zip)

DF.exe で調べてみましたが、4.2 と 4.21 の差分ファイルは次の通りです。
lib/MT/Template.pm
lib/MT/TemplateMap.pm
lib/MT/Upgrade.pm
lib/MT.pm
mt-check.cgi
php/mt.php
mt-static/mt_ja.js

 WordPress 2.6.1 日本語版が出ましたので、インストールしてみました。

 例の如く、プラグインを全部停止し、データーをバックアップした上で WordPress 2.6 に上書きアップロードしました。今のところ問題は出ていません。

 Opera 9.51 でタブ移動を簡単にするには、「設定」⇒「詳細設定」⇒「ショートカット」で「シングルキーショートカットを有効にする」にチェックしていれば、数字キー「1」と「2」が使えてタブ移動ができます。「1」で左のタブに「2」で右のタブに移動できます。

 Opera 9.27 で確かできていたのに、9.51 ではできなかったので不便に感じていましたが、Opera の設定を隅々まで見ていなかったのが原因でした。

 何故「天洋食品」製ギョーザが中国国内で流通したのだろう。この会社が在庫を処分したくて「流通」させたのだろうか。あるいは、何者かが盗んで食べたのか、あるいは「流通」させたのか。問題のギョーザが厳重な管理の下に置かれていないことに驚きを感じる。安全性に対する懸念はなかったのだろうか。中国当局が「中国で農薬が混入する可能性はきわめて低い」といっていることを鵜呑みにしたのか。あるいは、安全性にかかわりなく「流通」させたのか。

 発展途上の国と成熟した国の情報の共有に対する考えもまるで違う。面子にこだわって情報を出し渋る事によって、中国国民が被害にあった。情報をすばやく共有することによって被害を最小限に抑えようという考えが全くない中国当局。こういう当局を追及できる環境にない中国メディアの実情。考えれば、いろいろな問題が浮かび上がってくる。
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P1040096-00.jpg著者名 三輪節生/著
出版社名 石風社 (ISBN:4-88344-070-2)
発行年月 2001年05月
サイズ 284P 19cm
価格 1,890円(税込)

 この本は、長崎県諫早市近辺の諫早湾干拓事業をめぐる問題点を書いた本です。同時に諫早湾の持つ自然の豊かさも書かれています。地元に住んでいない私たちは、テレビニュースなどで干拓事業を進めるために作られた潮受け堤防の水門を閉じる「ギロチン」の映像で記憶に残っている人は多いと思います。

 問題が多いこの公共事業をなぜごり押しするのか?、疑問を感じてこの本を手にしてみました。必要性の少ない公共事業の問題点がぎっしり詰まった典型として「諫早湾干拓事業」が描かれています。更に、諫早湾周辺の干潟の持つ浄化能力の高さが何度も書かれています。干潟の浄化能力というのは、人々はあまり知らないのではないでしょうか。私も今回この本を読んではじめて知りました。干潟をつぶして下水事業に莫大な予算をつぎ込まねばならない地方自治体の転倒したやり方に怒りも覚えるくらい、この事業はクレージーさがあふれています。

 干潟の浄化能力といのは、簡単に言えば干潟に住む無数の貝類やカニ、ゴカイを含む底生生物が有機物を餌にする。そして、泥に穴を掘りその穴に酸素が供給され腐敗を防いでくれる。無数の貝類を水鳥たちが餌にする。という循環で水質が浄化されるというメカニズムです。

 この事業につぎ込むお金は、約2500億円。この予算をつぎ込むなら、その予算の数分の一で川の堤防補強などや排水ポンプの設置をして洪水対策をした方が合理的だ、というのが著者の主張です。農地だって、いまでは全国にあまっている。無理して干拓事業をする合理的な理由は無しだ。推進派は、長崎県と諫早湾周辺の市町村自治体と農民。大きな被害を受けているのは、漁業者たち。「よそ者が口を挟むな」という偏狭な根性も気になるところです。

 希少種の渡り鳥が、干潟をつぶすことで激減した事実も出てきます。心が痛みます。諫早湾というのは、たくさんの渡り鳥の中継地でもありました。

 この本を読んでいて率直に感じた感想は、繰り返しが多い。同じ記述が何度も出てきて閉口してしまいました。もっと圧縮できたのではないか。

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 私が使っている「テーマ」の作者さんのところを見ていたら「comments.php」を改良した旨の記事が載っていたので差し替えると共に「トラックバック」⇒「コメント」の順に変えました。いままでは逆だったもので「何か変」と思っていました。

51kPaeLYgQL._SL500_AA240_00.jpg著者/訳者名 田中広将/共著 志村俊朗/共著
出版社名 ソーテック社 (ISBN:978-4-88166-644-9)
発行年月 2008年07月
サイズ 383P 24cm
価格 2,814円(税込)

 やっと手に入れました。申し込んだのが、7/19(土)から待つこと2週間以上かかって、今日、8/4(月)セブンイレブンで手に入れました。手に入れて、その日にほとんどを読んでしまいました。1つ感想があります。初心者向けに、FTPクライアント(FFFTPなど)の操作について全く書かれていないので、わからない人は他の本を読まないとダメです。ですから、この本は、中級者向けの本だと思います。

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 アメリカの同時多発テロのあとに起こった事件で、これも外国のテロリストの仕業であるかもしれないと恐れられた事件だ。しかしながら、炭疽菌を分析してみると、どうもアメリカ軍のものらしいということがわかって以来、アメリカの当局もマスコミも黙りを決め込んでいたのだった。こんな恐ろしいものをつくっていたから、「それを試してみたい」という人物が現れるのも、ある意味必然的なことであると思える。こんな事を研究しているから罰が当たったのだと考えるのは、間違っているか?

炭疽菌事件で訴追予定の科学者が自殺、治療研究の第一人者 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 【ワシントン=宮崎健雄】米ロサンゼルス・タイムズ紙などは1日、米同時テロ直後の2001年秋、米議員事務所などに炭疽(たんそ)菌入りの封書が送られ、5人が死亡した事件で、連邦捜査局(FBI)が近く訴追する予定だった科学者が自殺したと報じた。

 この科学者は、メリーランド州フォート・デトリックの陸軍感染症医学研究所で勤務していたブルース・アイビンス氏(62)。7月29日、薬物の大量摂取で死亡した。

 アイビンス氏は炭疽菌治療研究の第一人者で、事件当時、FBIにも協力していた。捜査当局は、治療法の研究の一環として事件を起こしたとみているという。

 同研究所は、生物・化学兵器の研究施設として知られ、早くから複数の関係者が捜査対象となっていた。

(2008年8月2日11時10分 読売新聞)

32087126.JPG著者/訳者名 渡辺将人/著
出版社名 講談社 (ISBN:978-4-06-287949-1)
発行年月 2008年06月
サイズ 245P 18cm
価格  777円(税込)

 私にとっては、一気に読むことができた新書です。アメリカについて考える場合、宗教について分析する場合もあれば、「保守とリベラル」という切り口で分析する場合もあります。本書の場合は「保守とリベラル」です。

 著者は、まだ30代そこそこの研究者ですが、アメリカに長く住んでいたようで、しかも、実際に選挙にも携わった経験をいかしてよどみなく筆は進む感じで本書は書かれています。何ヶ月かアメリカに滞在して本を書くというアメリカ研究者にありがちなタイプではなく、実際アメリカで仕事をした(民主党の選挙活動)強みが本書には現れているように感じられます。

 一言で「保守とリベラル」といっても、いろいろな多様性があることが本書を読み進む内に分析されています。かなり詳しく書かれているので、読み進むには忍耐が必要に感じました。こういう多様性をふまえた上でアメリカについて分析しないと一面的な考えに終わってしまう恐れがある事を肝に銘じなければなりません。

 スターバックス・コーヒーのリストラが最近のニュースに上がっていましたが、このコーヒー店を利用するのは、民主党支持者が多いというのもはじめて知りました。クアーズビールをおもに飲むのは、共和党支持者のライフスタイルというのも、初めて知って納得です。日本人には知らないことがいっぱい詰まっています。一度読むことをお勧めします。

本の内容
アメリカ人はみんなワシントンが嫌いだ!日本からはわからないその意外な素顔。スタバ好きはリベラル!?知らないアメリカ発見の旅へ。

目  次
第1章 「保守」と「リベラル」
第2章 都市 移民のシェルター
第3章 南部 怒りの独立王国
第4章 信仰 共同体にひそむ原理主義
第5章 メディア 大衆化の舞台装置
終章 自由主義 アメリカ精神の奥底

著者情報
渡辺将人(ワタナベ マサヒト)
1975年東京生まれ。シカゴ大学大学院国際関係論修士課程修了。ジャニス・シャコウスキー米下院議員事務所、ヒラリー・クリントン上院選本部=アル・ゴア大統領選ニューヨーク支部アウトリーチ局(アジア系集票担当)を経て、テレビ東京入社。報道局経済部にて「ワールドビジネスサテライト」ディレクター、取材センター政治部記者として総理官邸、外務省、防衛庁、国会を担当。テレビ東京退社後、コロンビア大学ウェザーヘッド研究所を経て、ジョージワシントン大学ガストン・シグール研究センター客員研究員。専門は米政治外交

 注文していた本が、やっと届きそうです! 注文してた本は『WordPress2.5でつくる!最強のブログサイト』です。いやー長く待った。

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