北海道江別市に関する新聞記事があったのでブログの記事にして残しておきたいと思った。
男女の出会い、北海道・江別市が応援　来月９日、初の婚活イベント

12/10 16:00

　【江別】市は来年１月９日、男女１００人による婚活イベントを開催する。江別の魅力をＰＲし、定住・交流人口の増加につなげる狙いで、会場はれんが造りの「旧ヒダ工場」を活用した新商業施設「ＥＢＲＩ」（エブリ）＝東野幌町３＝。市が婚活イベントを主催するのは初めてで、「誕生間もない江別の観光拠点でぜひ、素晴らしい出会いを」と参加を募っている。

　市によると、市内に住む男女２５～２９歳で結婚している人の割合は２８％（２０１０年調べ）で、道内１７９市町村の中で１５９番目に低いという。

　市は婚活イベントについて「継続させていくことが大切」（企画課）と話しており、来年度以降は参加規模を小さくしながら、毎年２～３回は開催したい意向だ。主催も市民主体の実行委員会方式などを検討していくという。

　今回のイベントは、参加者が８人ほどのグループに分かれ、江別の食や観光に関するクイズに挑戦してもらう。初対面の緊張をほぐしてから、立食形式で江別産食材を使った料理を味わってもらい、交流を深める。

　応募対象は２５～４０歳の独身者（学生を除く）で、市外在住者も歓迎する。

　午後６時半～同９時。参加料は、男女ともに３千円。先着順。申し込みは２９日までに市企画課（電）３８１・１０１５へ。（高田晃太郎）

商店街丸ごと古本市会場に　江別・大麻銀座、１万冊用意

12/09 16:00

　【江別】商店街を借りて約１万冊を並べる古本市「ブックストリート」が１２、１３の両日、大麻銀座商店街で開かれる。主催する大麻銀座商店街振興組合などは「本を通して商店街に親しみを持ってもらいたい」として、今後は月１回のペースで定期開催する考えだ。

　家庭などで不用になった本を引き取り、学校や施設に無料提供している市民団体「北海道ブックシェアリング」（札幌）との共催。代表を務める荒井宏明さん（５２）によると、商店街全体を会場に古本市を定期開催するのは「道内ではおそらく初めて」という。

　ブックシェアリングは昨年から同商店街で計３回、古本市や書評合戦など本にまつわる催しを開いてきた。「幅広い世代が集まり、新しい交流が生まれている」との手応えから、古本市の継続開催を模索していた。

　約１００メートルの商店街の両側に小説を中心とした文庫、新書など計約８千冊を並べ、１冊１００円で販売する。このほかカフェ「コミュニティーハブ　江別港」ではクリスマス向けの絵本約４００冊、大麻第二住区会館では人文社会系の約千冊を用意する。

　同商店街は５年ほど前に書店が撤退。今後は商店街の空き店舗を活用して古本を常時保管し、不用な本の寄贈も受け付ける予定だ。

　同振興組合の岸本佳廣理事長（５９）は「空き店舗を使えば開催費用もほとんどかからない。絵本の読み聞かせなどさまざまな企画も練りながら、商店街に人を呼び込みたい」と話す。両日とも午前１０時～午後５時。問い合わせは荒井代表（電）０９０・３４６８・６８８８へ。（高田晃太郎）

江別「ＥＢＲＩ」一部オープン　れんが造り旧ヒダ工場　アンテナショップ拡充

12/15 16:00

　【江別】れんが造りの「旧ヒダ工場」を活用した商業施設「ＥＢＲＩ（エブリ）」＝東野幌町３＝が１２日、一部開業した。地元の中高生らによる華やかな演奏会も行われ、江別観光の拠点誕生を祝った。

　全面開業は来年３月下旬で、洋菓子製造販売のベイクド・アルル＝上江別＝を含む飲食、物販関係の７店ほどが入居する計画。

　この日オープンしたのは、同工場内で江別の姉妹都市・米オレゴン州グレシャム市の物産などを販売していた「江別アンテナショップＧＥＴ’Ｓ」。名称も新たに江別や友好都市の土佐市の特産品も併せて拡充したほか、担当者が常駐する観光案内所としての機能も果たす。

　市民ら３００人近くが詰めかけ、運営事業者であるストアプロジェクト（札幌）の間宮明雄社長は「こうして多くの方に集まっていただけるのは歴史あるこの建物のおかげ。３月にはもっとすばらしい雰囲気になる」とあいさつ。次いで三好昇市長も「この日を本当に待っていた。いよいよ『観光の江別』がスタートする」と感慨深げに述べた。

　関係者がテープカットした後、プロ合奏団の札幌管楽ゾリステン、野幌中と江別第一中、大麻高が合同演奏会を開催。開業ムードが盛り上がる中、来場者は品ぞろえが２倍近くに増えたアンテナショップで買い物をしたり、１９５１年築の同工場の外装を見て回ったりしていた。（松井敏夫）