大きな事故だったのでブログに記録を残して置きます。
<小型機墜落>車輪の格納遅れる…失速の一因か 目撃者証言
毎日新聞 7月29日(水)15時1分配信

20150729-00000036-mai-000-2-view 東京都調布市の住宅街に小型飛行機が墜落して8人が死傷した事故で、小型機が調布飛行場を離陸後、車輪を格納しないまま飛行していたことが目撃者の証言などでわかった。小型機は離陸時から速度が上がらず、滑走路の終端から100メートルほど手前でようやく離陸しており、トラブルの対処に追われて格納操作が遅れたとみられる。格納されない車輪が空気の抵抗を受け、失速の一因になった可能性もあるという。【内橋寿明】

【燃料は飛行時間の5倍にも】重量超過か 滑走路で速度不足

 目撃者の証言や飛行する機体を撮影した映像などによると、調布飛行場滑走路の終端から約200メートルにある「市民西町サッカー場」の上空を通過する際には車輪の格納が完了しておらず、主脚が傾いており、格納を始めた段階だったとみられる。

 小型機は通常、離陸後すぐに車輪を格納する。同飛行場を利用する操縦士は「滑走路のどの地点で離陸したかにもよるが、通常はサッカー場付近ではすでに車輪を格納している」と話す。

 小型機は通常のルートから東方向へ外れ、離陸後1分足らずで墜落したとされる。離陸後は小型機からの交信がなかったことも判明。トラブルに対処するため車輪格納の作業が遅れ、交信もできなかったとみられる。

 元日本航空機長で航空評論家の杉江弘さんは「小型機のエンジン出力では、車輪の空気抵抗の影響は軽視できず、前進する力が弱まる恐れがある」と指摘。小型機は当時、燃料の量や搭乗者の数から限界に近い重量になっていた可能性が出ているが、車輪が出たままだったことも失速の一因と分析する。

 さらに、当時の気候が影響したとの指摘もある。気温が高いと空気の密度が低くなり、燃料を燃やす酸素の量が減るためエンジン出力が下がる。

 事故が起きた26日午前11時ごろの調布飛行場の気温は34度だった。

調布飛行場を離陸した飛行機か
07月26日 11時57分

東京消防庁によりますと、26日午前11時ごろ、東京・調布市の住宅街に軽飛行機が墜落しました。
現場付近では黒い煙が上がり、軽飛行機のほか、住宅3棟と車2台が燃えているということです。

東京消防庁によりますと、逃げ遅れた人が、住宅に2人、軽飛行機に1人いるということです。
このうち、住宅にいた1人を救出したということです。
けがの程度など、詳しいことは分かっていません。
東京消防庁は、消火作業を進めるとともに、さらに逃げ遅れている人の救出を急いでいます。
現場に近い調布飛行場の管理事務所の職員によりますと、墜落した飛行機は調布飛行場を離陸した小型機だということです。
調布飛行場では国土交通省に連絡をとって当時の状況を調べています。
調布飛行場から現場までは、およそ500メートルだということです。




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