1. 北海道から近畿にかけて大雪のおそれ
  2. <大阪維新の会>政治家養成塾を設立へ
  3. <福島第1原発>冷却装置への対応に問題 事故調中間報告書
  4. 体制、人材欠けていたことを反省…保安院長会見
  5. 海水注入で吉田氏が独断 事故調中間報告
  6. <文科省>森口氏が事務次官に昇格 「もんじゅ」推進の経歴
  7. 九電の全原発が停止…家庭・企業に5%節電要請
  8. 「アメーバ」に不正アクセス=5万人が退会状態に―サイバー社
  9. 武器輸出三原則を緩和=欧米と共同開発可能に―藤村官房長官談話
  10. 規制値超のコメ、全量買い上げ制度創設へ
  11. なでしこ安藤「プレーで世界にアピール」
  12. なでしこ熊谷インタビュー(上):「ドイツ戦は自分にプレッシャーをかけた」
  13. [全日本女子選手権]川澄2得点1アシスト!!INACが4発快勝で2冠&連覇に王手
  14. <女子サッカー>新潟とINAC神戸が決勝へ 全日本選手権

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111226-00000096-yom-soci
■北海道から近畿にかけて大雪のおそれ

読売新聞 12月26日(月)6時36分配信
 日本付近は強い冬型の気圧配置が続いており、北海道から近畿地方にかけての日本海側を中心に、広い範囲で大雪となっているほか、東海地方や西日本の太平洋側でも積雪となっているところがある。

 気象庁は、日本海側の地方を中心に、引き続き大雪に警戒を呼びかけている。

 オホーツク海に発達した低気圧があり、西日本の日本海側では今日も、北日本と東日本では明日にかけて、さらに降雪量が増える見込み。この強い冬型の気圧配置は明日にかけて続くが、次第に西からゆるんでくる見込み。

 明日午前6時までの24時間に予想される降雪量は、いずれも多い所で、北陸地方が70センチ、東北・関東地方は60センチ、甲信地方50センチ、北海道・近畿地方40センチ、東海・中国地方は30センチとなっている。

最終更新:12月26日(月)6時36分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111226-00000042-mai-pol
■<大阪維新の会>政治家養成塾を設立へ

毎日新聞 12月26日(月)14時37分配信
 大阪維新の会が年明けに、次世代の政治家を養成する塾「維新塾」を設立することが分かった。年明けに、全国から塾生を公募する見通し。塾長には、維新代表の橋下徹・大阪市長が就任する。「大阪都構想」実現に向け、次期衆院選をにらんだ候補者養成を進める狙いもあるとみられる。

 塾生は25歳以上の人を対象とし、公募については来年1月4日の維新の全体会議で発表し、論文試験や面接で選抜。養成塾では、府と大阪市の二重行政の現状や都構想の理念・中身などを習熟させる。

 橋下市長は26日、養成塾について「同じ考えを持った人が集まらないと政治なんてできない。僕が塾長になり、首相公選制、道州制、統治機構の変革などについて話す」と述べた。

 松井一郎知事は26日朝に出演したラジオ番組で「政治理念や信条を引き継いでくれる次世代の皆さんにいろんな勉強をしてもらいたい」と説明。その後、記者団に対し、既成政党が都構想を実現するための法整備に協力しなかった場合に衆院選に候補を出す意思を改めて示し、「いざ、その時に何の準備もなかったというわけにはいかない」と強調した。【堀文彦、茶谷亮】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111226-00000046-mai-soci
■<福島第1原発>冷却装置への対応に問題 事故調中間報告書

毎日新聞 12月26日(月)17時24分配信
 東京電力福島第1原発事故の原因などを調べてきた政府の「事故調査・検証委員会」(委員長・畑村洋太郎東京大名誉教授)は26日、中間報告書をまとめた。炉心溶融を防ぐための冷却装置への対応に問題があったと認定。「極めて遺憾」と指摘し、政府の対策本部が機能不全に陥っていたと言及した。深刻な被害にいたった背景として、政府や東電の備えの欠如があったと分析した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111226-00001163-yom-soci
■体制、人材欠けていたことを反省…保安院長会見

読売新聞 12月26日(月)20時22分配信
 原子力安全・保安院の深野弘行院長は26日、経済産業省内で記者会見し、政府の原発事故調査・検証委員会の中間報告で保安院の対応が批判されたことについて「情報の収集、提供のキーステーションとしての機能が発揮できなかった。規制機関として、全体像を十分に把握する体制も人材も欠けていたことを反省している」と述べた。

最終更新:12月26日(月)20時22分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111227-00000500-san-soci
■海水注入で吉田氏が独断 事故調中間報告 

産経新聞 12月27日(火)0時8分配信
 事故調査・検証委員会の中間報告では、東京電力福島第1原発事故での原子炉への海水注入をめぐる生々しいやりとりが明らかになった。菅直人首相(当時)が事故対応への介入を続け、混乱を助長したことがまたも裏付けられた。

 中間報告によると、1号機の危機的状況が続く3月12日夕、菅氏は首相執務室で班目春樹原子力安全委員会委員長、武黒一郎東電フェローらと協議。午後7時すぎ、武黒氏が第1原発の吉田昌郎所長に電話で海水注入の準備状況を聞いた。

 吉田氏が「もう始めている」と答えると武黒氏は「今官邸で検討中だから待ってほしい」と要請。吉田氏は「自分の責任で続けるしかない」と考え、作業責任者にテレビ会議のマイクに入らないような小声で「これから海水注入中断を指示するが、絶対に止めるな」と話し、大声で注入中断を指示したという。

 12日朝の菅氏の原発視察の際も吉田氏は「応対に多くの幹部を割く余裕はない」と困惑。14日夜には吉田氏は自らの死も覚悟し、必要な要員以外は退避させようと判断、総務班に退避用バスの手配を指示した。菅氏が15日朝、「撤退したら百パーセント潰れる」と東電本店に怒鳴りこんだのは、この指示を勘違いした公算が大きい。

 菅氏は官邸5階に閣僚を集める一方、地下の危機管理センターに各省庁局長級の緊急参集チームを設置。指揮系統が二重になった上情報集約もできず、放射性物質拡散予測システム「SPEEDI」の活用にも支障が出ていた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111227-00000029-mai-pol
■<文科省>森口氏が事務次官に昇格 「もんじゅ」推進の経歴

毎日新聞 12月27日(火)11時7分配信
 文部科学省は27日、清水潔事務次官(62)が退任し、後任として、森口泰孝文部科学審議官(60)を昇格させるなど幹部の人事異動を発表した。発令は来年1月6日。森口氏は原子力部門の担当者として高速増殖原型炉「もんじゅ」を推進してきた経歴があり、存廃を含めた見直し論議への影響も注目される。

 森口氏は76年に旧科学技術庁に入り、主に原子力や宇宙開発を担当。同庁原子力局動力炉開発課長だった99年5月には、もんじゅを巡るテレビ討論会で「短期的には必要なくても、長期的には高速増殖炉でプルトニウムを増やして燃やす必要がある。原子力を認めないなら、代わりをどうするのか」などと発言したことがあった。文科省への再編後も、原子力政策を担う研究開発局長などを歴任してきた。

 中川正春文科相は27日の閣議後の記者会見で、森口氏の起用について「原発対応を期待し、中身を分かっているだけに、現実的な技術ベースも含めた判断ができると思っている」と説明した。【木村健二】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111225-00000850-yom-bus_all
■九電の全原発が停止…家庭・企業に5%節電要請

読売新聞 12月25日(日)23時37分配信
 九州電力の玄海原子力発電所4号機(佐賀県玄海町、出力118万キロ・ワット)が25日深夜、定期検査のため運転を停止した。

 これにより、九電管内の全6基の原発が止まった。電力不足を避けるため、九電と政府は26日から、家庭や企業に対し、昨冬比5%以上の節電要請を始める。

 玄海4号機は25日午後4時過ぎから出力を徐々に下げ、午後11時1分にゼロになった。全国54基中、運転している原発は残り6基となった。

 九電管内では今冬のピーク時の供給力が1469万キロ・ワットに低下し、想定される最大電力需要1457万キロ・ワットに対する余力がわずか0・8%にとどまる。

最終更新:12月25日(日)23時37分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111225-00000081-jij-bus_all
■「アメーバ」に不正アクセス=5万人が退会状態に―サイバー社

時事通信 12月25日(日)23時0分配信
 インターネット事業大手のサイバーエージェントは25日、同社が運営する会員制交流サイト「アメーバ」が不正アクセスを受け、約5万人の会員が退会状態になるトラブルが発生したとホームページ上で発表した。同社は「個人情報の流出やデータ損失は一切なかったことを確認した」(広報IR室)としている。
 同社によると、アメーバの会員数は約2000万人で、うち約5万人がブログ記事の投稿などのサービスを利用できなくなった。同社は26日午前8時をめどに復旧作業を終え、サービスを再開する予定。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111227-00000003-jij-pol
■武器輸出三原則を緩和=欧米と共同開発可能に―藤村官房長官談話

時事通信 12月27日(火)11時6分配信
 政府は27日午前、首相官邸で安全保障会議を開き、武器と関連技術の輸出を原則として禁じている武器輸出三原則の緩和を決め、閣議に報告した。欧米諸国との国際共同開発・生産への参加や、平和貢献・国際協力目的の装備品供与を認める。三木内閣が1976年、事実上の全面禁止を打ち出して以降、対米協力やテロ対策などで例外措置を設けてきたが、抜本的な見直しは初めて。藤村修官房長官の談話として発表した。
 装備品の海外移転に関しては、目的外使用や第三国への移転に歯止めをかけるため、相手国に対し事前同意を義務付けた。
 戦闘機など装備品の高性能・高価格化に対応するため、欧米主要国では国際共同開発が主流となっている。政府が航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)に選定したF35も、米英など9カ国による共同開発。厳しい財政状況の中、調達コストを抑え、国内の防衛技術産業を育成するため、共同開発に道を開く三原則緩和が必要と判断した。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111227-00000441-yom-soci
■規制値超のコメ、全量買い上げ制度創設へ

読売新聞 12月27日(火)11時22分配信
 福島県産のコメから国の暫定規制値(1キロ・グラム当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが相次いで検出された問題を受け、農林水産省は27日、来年からの新規制値となる1キロ・グラム当たり100ベクレルを超えたコメについて、同省所管の業界団体が全量を買い上げる制度を創設すると発表した。

 対象は、暫定規制値を超えたため出荷制限がかかった福島市など3市8地区で生産したコメのほか、県の調査で新規制値を上回ることが判明したコメ。総量は、今年生産分で約4000トン、計約10億円に上る見込み。

 買い上げにより市場への流通を防ぐとともに、生産者にかかる負担を軽減するのが狙い。買い上げたコメは廃棄し、買い上げ費用は、団体側が一括して東京電力に賠償請求を行う。

最終更新:12月27日(火)11時22分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111226-00000049-nksports-socc
■なでしこ安藤「プレーで世界にアピール」

日刊スポーツ 12月26日(月)19時9分配信
 なでしこジャパンのFW安藤梢(29=デュイスブルク)が、来年に向けて意気込みを語った。26日、さいたまスーパーアリーナで日本代表の新ユニホーム発表イベントに登場。被災地・福島の子どもたちとはフットサルで交流し「一緒にやれて楽しかった」と笑顔を見せた。来年は、夏のロンドン五輪前の4月に、米国、ブラジル代表との親善試合が控えるが「なかなかそういう機会はないので大事にしたい。勝つだけでなく、プレーでも世界にアピールしたい」と話していた。

最終更新:12月26日(月)19時10分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111225-00000004-goal-socc
■なでしこ熊谷インタビュー(上):「ドイツ戦は自分にプレッシャーをかけた」

Goal.com 12月25日(日)12時15分配信
2011年、日本サッカー界には忘れられない出来事が起こった。世界一への到達。「なでしこジャパン」こと、日本女子代表のワールドカップ(W杯)優勝は、日本中に大きな感動と勇気を与えた。

その中心選手としてプレーしたのが、熊谷紗希だ。決勝のアメリカ戦では、もつれ込んだPK戦で最後のキッカーを務めた。現在はドイツでプレーする熊谷に、あの大会、ドイツでのプレーなどについて話を聞いた。

―ドイツに来た経由は?
「10年11月に話をもらって、行ってみたい、と言いました。正式に見てみたいと言ってくれたのは、フランクフルトとヴォルフスブルクで、1月に練習参加 することになりました。こちらのチームは実際にプレーを見ないと正式なオファーなんて全然くれないんですよ。当初は両方のチームに練習参加しようと思って いましたが、たまたまフランクフルトにしか行けなかったんです。その中で私もフランクフルトのサッカーやトレーニングが気に入ったし、フランクフルト側も 良い答えをくれたので、フランクフルトに決まりました。」

―その時のフランクフルトのチームの印象は?
「代表が選手すごくいるな、と思いました。でも一緒にやっていて、これは無理だな、とは思わなかった。トレーニングは個人を鍛えるものだったので、私もこ ういうことをやっていたら、もっともっと良くなるんじゃないかな、と感じました。そういう期待を込めていたので、フランクフルトからも来てほしいと言って もらえてよかったです。」

―当時のドイツのイメージ、また実際に来て見ての感想は?
「やっぱり速くて強いんだろうな、と思っていました。実際そうなんですが、もっと蹴って走るサッカーだと思っていたんですよ。でもうちのチームは、すごくボールをつなぎます。欧米は蹴って走って、みたいなイメージがあったんですが、それは全然違いましたね」

―レッズの時と特に違うと思ったことは?
「パスのスピードと距離ですね。あまり取りやすいボールは求められませんね。とにかく速いボール。取りやすいと思って私が置いても、速いパスを出せ、と言 われます。逆にどんなに速くてバウンドしても、ボールが私の方に来たら(取れないと)こっちのミス、とはっきりしています。そこは監督にもすごく要求され ている。そこが一番違いますね」

―日本人として通用すると思ったところは? また、課題として感じたところは?
「技術については、日本人はすごく上手だと思いました。ポセッションの練習などで、自分もできることがあるし、ゲームの中で、プレッシャーが早くなった時 にそれをどれだけ出せるかは私の課題。言葉ができたらもっとやりやすいんだろうな、と思います。私はディフェンスだから、間違いなくしゃべれるに越したこ とはないんです。でも言葉だけでサッカーするわけではないので、そこは自信を持って、というか割り切ってもいます」

―言葉は課題?
「一言二言、右とか左とかの指示は出せる。でも、実際サッカーをしていて、ドイツ語ができないと駄目ですね。言いたい事があっても言葉が出てこないから、たまに日本語で言いますけどね。相手はまったく分かっていませんけど(笑)」

―安藤梢選手からはドイツについての情報は?
「決まる前に安藤さんには『ドイツはどうですか?』などと聞きました。レッズでも大学でも先輩なので、安藤さんとはずっと一緒にトレーニングしてきまし た。私がレッズで2年目の時に安藤さんがドイツ行くことになり、その半年後、代表の招集がありました。その時に日本代表に帰って来て、『安藤さんが全然違 う! 一体、何をしてるんだ』と(笑)」

―特に違うと思ったのは?
「スピードとキレ、まあパワーですか。身体能力的なところですね。機械を使ってのトレーニングは元々大学などでやっていましたが、機械だけではないですね。どんなに機械でやっても、実際、こっちのスピードのなかでの当たりは体感できないじゃないですか」

―ワールドカップでのドイツ戦について。
「ドイツ代表選手の中にフランクフルトの選手が7、8人いて、ここで普通にドイツに負けたら、いろいろ言われるだろうな、などとすごく思っていたし、そう いう意味で結構自分にプレッシャーをかけていました。負けてたらずっとドイツ人になめられるだろうなと思ったし、ここで戦えない、と。それで結局勝ちまし たが、あの試合をおそらくドイツの人は皆見ていたと思います。だから、そういう意味ではドイツ移籍に向けての良いスタートが切れたかな、と思います」

―PK戦の4番手と知ったときの感想は?
「『へ、うそでしょ?』と思いました。というか、実際にそう言いました(笑)。笛が鳴って『あー、PK戦だ…』と思っていんたんですが…。でもできること はやったんだ、と思っていましたが、まさか自分が蹴るとは思いませんでした。もちろんPK練習は全員ていますが、練習なんて関係ありませんよ。運ですから ね」

―熊谷選手のPKも運?
「運ですよ。2分の1の確率で入った、みたいな感じですよ」

―心の準備はできていた?
「アヤさん(宮間あや)、ナガちゃん(永里優季)、ミズホさん(阪口夢穂)、私、の順番だったんです。私を落ち着かせるために言ったのか分かりませんが、 完全に落ち着かせてくれる言葉がありました。『ワールドカップの決勝でPKを蹴れることってもう二度とない』って。確かにそうだな、と思いました(笑)。 アヤさんは、もう楽しまなければ損だよ、と言っていて、私も単純だから、本当にそうだな、と思いましたし、完全に落ち着きました(笑)。もう楽しまなけれ ば、と思って。本当にその言葉は大きかったですね。」

―なでしこジャパンの社会的な影響についてどう思うか?
「そういう影響はうれしいですね。私達、全員が(日本の女子サッカーを)良く結果を出すしかないとは分かっていましたし、そういう話もしてました。それで 実際に優勝したら、知り合いの方から、娘がサッカー始めました、などと話を聞きます。それはうれしいですよね、やっぱり」

―ドイツで安藤選手や永里選手と戦うことについては?
「正直、いるいないは関係ないですね。もちろん、相手が日本人だから絶対負けたくない、というのはあります。でも特に安藤さんだから、永ちゃんだから、と か思わないです。ただ、会える、嬉しいという感じです。試合中はそんなに意識しないですね、相手のこと。相手のことを知ってることに越したことないし、安 藤さんに関しては知っているから、その分やられたくないですけど。いつも通りやるという感じですかね。(笑)。」

取材/アライワ・アキラ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111227-01092065-gekisaka-socc
■[全日本女子選手権]川澄2得点1アシスト!!INACが4発快勝で2冠&連覇に王手

ゲキサカ 12月27日(火)15時54分配信
[12.27 全日本女子選手権準決勝 INAC神戸4-1岡山湯郷 国立]

 第33回全日本女子選手権は27日、東京・国立競技場で準決勝を行い、第2試合では前回大会覇者で今季のなでしこリーグを制したINAC神戸レオネッサが岡山湯郷Belleと対戦し、4-1で快勝した。INACはなでしこジャパンのFW川澄奈穂美が2得点1アシストの活躍。来年1月1日に国立競技場で行われる決勝では、アルビレックス新潟レディースと連覇を懸けて対戦する。

 4-3-3のINACは3トップに左から川澄、大野忍、高瀬愛実となでしこジャパンの3選手が並び、中盤のアンカーには澤穂希が入った。右SBは近賀ゆかり、左CBは田中明日菜、GKは海堀あゆみと7人の代表選手が先発した。一方、岡山は中盤をダイヤモンド型にした4-4-2で、トップ下に宮間あやが入り、GK福元美穂がゴールを守った。

 立ち上がりからINACが果敢に攻め込んだ。前半2分、中盤のセカンドボールを拾った左SB那須麻衣子が川澄に預けると、DFのマークを受けながらボールをキープした川澄が絶妙なスルーパス。PA内に走り込んだ那須がワンツーの形でリターンを受け、右足でゴール右隅に流し込んだ。

 いきなりの先制点でINACは勢い付く。前半10分、高瀬が自らドリブルで持ち込み、シュート。同13分には近賀からの縦パスを受けたMF南山千明が右サイドから折り返し、川澄がシュートを狙うが、GKに弾かれる。同18分にも川澄のシュートがポストを叩くなど立て続けに決定機をつくった。

 すると前半24分、左サイドから駆け上がった川澄がMFチ・ソヨンとのワンツーでゴール前に突進。持ち前のスピードでDFを振り切り、GKとの1対1から落ち着いて右足で追加点を流し込んだ。

 劣勢の岡山は宮間のセットプレーからチャンスをうかがうが、前半18分の宮間の直接FKは外側のサイドネット。同33分には宮間の左CKにMF中野真奈美がファーサイドで合わせたが、ヘディングシュートはゴール右へ。同44分、再び直接FKを宮間が狙うも、これはGKにキャッチされた。

 INACは前半終了間際の44分、左サイドでボールを持った川澄が中央に流し、大野がPA手前から右足を振り抜く。シュートは高瀬に当たってコースが変わり、GKの逆を突く形でゴールネットを揺らした。公式記録は高瀬の得点となり、3-0とリードを広げて前半を折り返した。

 INACは後半開始からチ・ソヨンに代えてFW米津美和を投入。米津は3トップの左に入り、川澄が中央に移り、大野がチ・ソヨンのいた中盤の攻撃的な位置にポジションを下げた。

 反撃の糸口を見つけたい岡山は何度か相手ゴール前まで迫る場面をつくるが、なかなか決定機にはつなげられない。INACはカウンターから虎視眈々と追加点を狙い、後半17分には川澄が再びスピードで突破し、チャンスメイク。大野からのラストパスを受け、PA内右から右足でシュートを打ったが、GKの好守に阻まれた。

 最後まであきらめない岡山の粘りが実を結んだのは後半22分だった。右サイドからのクロスボールに走り込んだ中野が左足で合わせると、シュートはGKの手をかすめてゴール右隅に吸い込まれた。1点を返し、攻勢を強める岡山は後半33分、FW松岡実希が右足で思い切りよく狙うが、シュートは大きく枠を外れた。

 INACは後半40分、近賀のスルーパスから川澄が抜け出すと、シュートも打てる状況だったが、横に流し、走り込んだ大野がフィニッシュ。これは惜しくもゴール上に外れたが、同45分、左サイドを個人技で突破した川澄がそのままPA内まで切れ込み、DF、GKとかわして無人のゴールに流し込んだ。ダメ押しとなる川澄の2点目で4-1。2年連続の決勝進出を決めたINACが今季公式戦無敗のまま、なでしこリーグとの2冠、そして大会連覇へ王手をかけた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111227-00000060-mai-socc
■<女子サッカー>新潟とINAC神戸が決勝へ 全日本選手権

毎日新聞 12月27日(火)17時52分配信
 サッカーの全日本女子選手権は27日、東京・国立競技場で準決勝を行い、新潟とINAC神戸が決勝進出を果たした。新潟は阪口のゴールなどで日テレを2-1で破り、初の決勝進出。2連覇を目指すINAC神戸は川澄の2得点などで岡山湯郷に4-1で快勝した。



トラックバックURL:
https://serene.sakura.ne.jp/blog/2011/12/27/2011/944.php/trackback

Leave a Comment

CAPTCHA


blank