お金をかけたくない、と言う場合は、無料版をインストールしておけばいいと思います。私は、デスクトップ・パソコンには、avast! と「Windows Defender」と「Windows ファイアウォール」を有効にしています。avast! と「Windows Defender」は、競合しないので同時に使っても問題なしです。

 ノートパソコンでは、Microsoft Security Essentials と「Windows ファイアウォール」を有効にしています。Microsoft Security Essentials をインストールした場合は、その中に「Windows Defender」も含まれますので注意が必要です。「Windows Defender」は、フィッシングサイトを防御してくれる(たぶん)ソフトです。

【関連記事INDEX】 無料版で十分? 有料版と何が違う? 無料ウイルス対策ソフトまとめ -INTERNET Watch

 ここ数年、海外中堅ベンダーの日本市場参入で、ラインナップも増えてきた“無料ウイルス対策ソフト”。無料だから使う、というだけでなく、有料ソフトも含め、導入するウイルス対策ソフトを検討する上で有力な選択肢の1つになってきているのではないだろうか。

 しかし、無料ということで気になるのは、有料製品に比べて機能が不十分ではないのか?ということ。そこで今回、本誌でこれまでに取り上げた主な無料ウイルス対策ソフトの記事をピックアップし、製品説明サイトや各社製品における無料版・有料版の機能比較ページのURLとともにまとめた。

 無料ウイルス対策ソフトは、さらに多くの機能を搭載した有料版が用意されているというケースが多い。無料版では、これら多くの機能のうち、主にウイルス対策が利用できるようになっている。そのため、ウイルス対策に関しては、無料版であっても有料版と同じエンジンを利用している。

 ただし、無料のウィルス対策ソフトの利用にはいくつかの注意点がある。まずは、無料版のウイルス対策ソフトは一般的に、ウイルス対策しか行わず、パーソナルファイアウォールなどの機能を提供していないということだ。そのため、Windowsに標準で搭載されている「Windows Defender」または「Windows ファイアウォール」を有効にしておこう。

 Microsoft Security Essentials は、こちらからダウンロード しました。Vista 32ビット版で使ってみました。OS が64ビットの場合は、64ビット版があるので、それをインストールすればいいです。インストールする前に、avast! を使っていたので、これをアンインストールして後、Microsoft Security Essentials をインストールします。再起動すると「クイックスキャン」が始まります。20分前後かかります。この過程で、使っていた Microsoft Defender は、自動的に無効になりました。Microsoft Defender は、Microsoft Security Essentials を入れているので必要ないようです。更に、再起動すると、通知領域に Microsoft Security Essentials のアイコンが現れます。最後に、「Windows セキュリティ センター」を確認しておいた方がいいです。全部、有効になっていればいいのですが、そうでない場合は、設定します。

 バージョン2を公開ということで、そろそろインストールしてもいいかなと思っています。機能も強化されているみたいだし。

MS、無料の「Security Essentials」バージョン2を公開 -INTERNET Watch

 マイクロソフトは、無料で配布しているセキュリティ対策ソフト「Security Essentials」のバージョン2を公開した。Windows 7/Vista/XPに対応し、マイクロソフトのサイトから ダウンロード できる。

 「Security Essentials」は、2009年9月からマイクロソフトが公開している無料のセキュリティ対策ソフト。ウイルスやスパイウェアなどの悪意のあるソフトウェアからPCをリアルタイムで保護することができる。有料の対策ソフトの導入が進んでいない国や地域があることから、マイクロソフトがセキュリティ対策の一環として無料で提供している。

 2010年7月には、Security Essentialsの次期バージョンのベータ版を公開しており、今回バージョン2として正式公開された。バージョン2では、新しい保護エンジンの採用により検知と駆除のパフォーマンスを向上させるとともに、ウェブベースの脅威からの保護機能を強化。新たにネットワークの監視エンジンも搭載し、ネットワークベースの攻撃からの保護機能も備えた。このほか、Windowsファイアウォールと連携し、ファイアウォール機能を設定できる機能も搭載した。

 こういうのは、偽セキュリティソフトの名称「THINK POINT」と画像を覚えておきたいです。

マイクロソフト、偽の自社セキュリティソフト駆除に対応 -INTERNET Watch

 マイクロソフトは、11月の月例セキュリティ更新プログラム(修正パッチ)とともに配布した「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」において、同社が無償提供する「Microsoft Security Essentials(MSE)」を装う偽セキュリティソフト「Win32/FakePAV」の検出に対応した。

 今回検出に対応した偽セキュリティソフトは「THINK POINT」という名称。不正なウェブサイトを閲覧するとダウンロードされ、ユーザーがこれを実行すると感染する。これを実行すると、MSEからの警告を装ってウイルスに感染したなどとユーザーを脅し、有償のソフトを購入させようとする。

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偽セキュリティソフトの画面

 正式版が出たらインストールしても良いな、と思っています。「32ビット版と64ビット版がダウンロード可能」なんだし、無料だし、性能も各種のテストでそこそこ良いし、なによりも Windows のメーカー製だし、という理由からです。

Microsoft、「Security Essentials」次期ベータ版を公開 -INTERNET Watch

 米Microsoftは20日、セキュリティ対策ソフト「Security Essentials」の次期バージョンのベータ版を公開した。対応OSはWindows 7/Vista/XPで、32ビット版と64ビット版がダウンロード可能。ダウンロードにはWindows Live IDが必要となる。現時点では米国、イスラエル、ブラジルのユーザーが対象で、中国語版も年内に公開予定としている。

 Security Essentialsは、Microsoftが無料で提供しているセキュリティ対策ソフト。新バージョンでは、新しい保護エンジンによりマルウェアの検知や駆除のパフォーマンスを向上するとともに、ウェブベースの脅威からの保護機能を強化。インストール時に、Windowsファイアウォールを有効にできる機能も追加した。

 また、ネットワーク監視エンジンを新たに搭載し、ネットワークベースの攻撃からの保護機能を備えた。ただし、この機能はWindows 7/Vistaのみが対象となっており、Windows XPでは利用できない。

 自分が日頃使っているセキュリティソフトを確認してみました。avast! は、悪くないみたい。安心しました。AVIRA というセキュリティソフトは、全般的に性能がよいみたい。

最も軽いセキュリティ対策ソフトは? パフォーマンス比較結果公開 -INTERNET Watch

 オーストリアの非営利団体AV-Comparativesは22日、主要なセキュリティ対策ソフトのパフォーマンスに与える影響を比較した調査レポートを公表した。多くのメジャーなセキュリティ対策ソフトは、比較的軽く動作したとしている。

 調査は、CPUがIntel Core 2 Duo E8300、メモリ2GB、OSは英語版のWindows XP Professional SP3の環境を使用。セキュリティ対策ソフトをインストールした上で、ベンチマークテストとして定評のあるPC World誌の「Worldbench6」を使用し、パフォーマンスを測定した。

 実験の結果、ファイル圧縮・解凍、音楽と動画ファイルのエンコード・トランスコードについては、セキュリティ対策ソフトはPCのパフォーマンスにほとんど影響を与えていないとしている。

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 「SymantecKasperskyが同率首位」ということで「やはりそうか」という感じです。注意すべきは、「2位はAVIRA、3位はMicrosoftAvastという結果」でして、いずれも無料で使える版が出ているということです。もし有料版を使いたくないなら、この中から好きなものを選べるということになります。私は、ここしばらくの間「avast!」を使い続けています。

現実的環境下のウイルス対策ソフト比較、AV-Comparativesが実施 -INTERNET Watch

 ウイルス対策ソフトの比較を行っているオーストリアの非営利業界団体AV-Comparativesは18日、現実的環境下で、ウイルス対策ソフトの性能を比較した実験の結果を公表した。SymantecとKasperskyが同率首位で、2位はAVIRA、3位はMicrosoftとAvastという結果になった。

 今回のテストは、結果に興味を引かれるだけでなく、現実世界の環境をできるだけ再現してテストが行われたことが注目に値する。現実的環境を再現するのは、必要とする人員やマシンの台数などの金銭的要素、また、テストにかかる時間などを含め非常に難しい。そのため多くの場合、仮想マシンを使ったり、オンデマンドにおけるウイルス検出だけを目安にするといった方法がとられてきた。しかしそれではウイルス対策ソフトの本当の性能はわかりにくいのが現状だ。

 これに対して今回のテストでは、最もユーザーが直面しそうな現実的環境を再現するためのさまざまな工夫が行われた。

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 「Microsoft Security Essentials」が、どの程度の性能があるのか、私は興味がありました。その興味に答えてくれるリポートがこの記事だと思います。実際は、使ってみて初めてわかることもあるとは思いますが、実際に使う前に活字で説明も読みたい、という人向きの説明だと思います。結構長いリポートなので読み応えはあります。

MS無料ウイルス対策ソフトでできること、できないこと -INTERNET Watch

 Microsoftが9月末に提供を開始した無償のウイルス対策ソフトウェア「Microsoft Security Essentials」。セキュリティソフトが無償で利用できるのはユーザーにとっても歓迎すべきことではあるが、実際に役に立つのかどうか、不安を感じている人もあるかもしれない。

 Security Essentialsの基本的なスタンスとしてMicrosoftは、「既存のセキュリティソフトと直接競合するものではない」という立場を取っているようだ。あくまでも最低レベルの保護を実現するための限定的な対策であり、より高度な保護を必要とする際には他の商用ソフトの利用を検討すべきだ、ということだ。

 このスタンスには、「既存のセキュリティベンダーのビジネスを脅かさない」という配慮もあるだろうが、ユーザーとしては「Security Essentialsではどこまでの保護が実現されるのか」「Security Essentialsに欠けている保護機能は何か」という点が気になるところだ。そこでまずは、Security Essentialsを導入して気付いた点を挙げていきたい。

 もう、このような悪質なサイトが存在します。くれぐれも慎重に確認しましょう。
追記 2010/05/15
 最近、私のこのブログ記事にアクセスされる方が非常に多いです。これは、悪質なサイトで被害に遭われている方が多いということなんだろうか?

MSの「Security Essentials」に便乗する偽ソフトに注意 -INTERNET Watch

 米Websenseは9月30日、マイクロソフトが公開した無料のウイルス対策ソフト「Security Essentials」をダウンロードしようとするユーザーを狙って、偽セキュリティソフトの配布ページに誘導しようとする手口が確認されたとして、注意を呼びかけた。

 Websenseによると、「Security Essentials Download」などの検索結果の上位に、偽セキュリティソフトの配布ページに誘導するリンクが表示されることが確認されたという。偽セキュリティソフトは、インストールするとウイルスの感染が確認されたといった警告を表示。駆除には有料版が必要だとして販売サイトに誘導し、金銭やクレジットカード番号を入手しようとする。また、今回配布されている偽セキュリティソフトは、現時点では検出できるウイルス対策ソフトも少ないという。

 Websenseでは、Security Essentialsについての検索エンジンの結果を監視してきたが、マルウェアを配布する側もSecurity Essentialsのリリースを待って工作を開始したようだとしている。

 とうとう出ますね。「正規のWindows利用者であれば無料で利用できる」ということで、利用者は可成りのものになるものと思われます。正常に動作することを祈るばかりです。

MS、無料ウイルス対策ソフト「Security Essentials」29日公開 -INTERNET Watch

 米Microsoftは28日、無料ウイルス対策ソフト「Microsoft Security Essentials」を、日本を含む19カ国で、29日に公開すると発表した。対応OSは、Windows 7/Vista/XP。また、Windows 7のXPモードに対応している。

 Microsoft Security Essentialsは、正規のWindows利用者であれば無料で利用でき、ユーザー登録の必要もない。

 Microsoftによると、Microsoft Security Essentialsはバックグラウンドで静かに動作し、必要な時にだけユーザーに警告を発するという。また、CPUとメモリー使用量も制限しているため、古く非力なPCでも、通常の作業を邪魔することなく利用できるとしている。

 Microsoft Security Essentialsにはリアルタイム保護機能があるほか、Microsoftの「Dynamic Signature Service」を利用した初めての製品となる。この技術は、定期的なダウンロードを待たずに、いつでも最新のウイルス定義ファイルをダウンロードできる技術だとしている。

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