「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」をどのように使うのだろう? という疑問をもだれる方がいるのですが、バックグラウンドで実行されます。
Microsoft の「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」というのは、「Microsoft Update および Windows Update から提供されるバージョンのツールは、バックグラウンドで実行され、感染が見つかった場合に報告を行います。このツールを月に 2 回以上実行するには、この Web ページにあるバージョンを使用するか、ダウンロード センターで入手できるバージョンをインストールしてください。」
「Microsoft Safety Scanner」は、私の印象では、緊急時に使える「ウイルスやスパイウェアなどの悪意のあるソフトウェアを削除するツール」というものではないでしょうか。
ダウンロードは、
Microsoft Safety Scanner
Microsoft、インストール不要の無償ウイルススキャンツールを公開 -INTERNET Watch
米Microsoftは、ウイルスやスパイウェアなどの悪意のあるソフトウェアを削除するツール「Microsoft Safety Scanner」を公開した。同社のサイトから無料でダウンロードでき、日本語版も用意されている。対応OSはWindows 7/Vista/XPおよびWindows Server 2003。
インストールが不要で、プログラムを実行するだけでスキャンを行えるのが特徴。スキャン方法は、最も感染しやすいシステム内の領域を対象とした「クイックスキャン」、システム全体を対象とした「フルスキャン」、ユーザーが指定したフォルダーを対象とした「カスタムスキャン」を選べる。
利用期間はダウンロードしてから10日間。最新のウイルス定義ファイルを使用してスキャンを再度実行するには、もう一度プログラムをダウンロードする必要がある。なお、あくまでウイルス感染の有無を調べるツールであって、リアルタイム保護を提供するウイルス対策ソフトの代わりに使用することはできないので注意が必要だ。
こういうのは、偽セキュリティソフトの名称「THINK POINT」と画像を覚えておきたいです。
マイクロソフト、偽の自社セキュリティソフト駆除に対応 -INTERNET Watch
マイクロソフトは、11月の月例セキュリティ更新プログラム(修正パッチ)とともに配布した「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」において、同社が無償提供する「Microsoft Security Essentials(MSE)」を装う偽セキュリティソフト「Win32/FakePAV」の検出に対応した。
今回検出に対応した偽セキュリティソフトは「THINK POINT」という名称。不正なウェブサイトを閲覧するとダウンロードされ、ユーザーがこれを実行すると感染する。これを実行すると、MSEからの警告を装ってウイルスに感染したなどとユーザーを脅し、有償のソフトを購入させようとする。
正規のウェブサイトの改ざんによる「ガンブラー攻撃」でダウンロードされることが確認されている、ということで、ガンブラー攻撃が引き続き行われていることに注意です。偽セキュリティソフト「SecurityTool」の画像を良く確認しておくことが大事です。
日本語など25言語で表示する偽セキュリティソフトが見つかる -INTERNET Watch
日本語を含む25言語の表示に対応した偽セキュリティソフト「SecurityTool」が見つかった。トレンドマイクロ株式会社が5日に発表した、7月の「インターネット脅威マンスリーレポート」で明らかにした。
SecurityToolは、コンピューターの言語環境に合わせて表示言語が変わるのが特徴。メイン画面だけでなく、Windowsのバルーンチップの内容も変化するなど、「手の込んだものとなっている」。
偽セキュリティソフトは以前より、英語版が流通してから、さまざまな言語に翻訳されたものが出回る傾向があった。SecurityToolについても、英語版が2010年1月に確認されていた。
トレンドマイクロによれば、SecurityToolは、正規のウェブサイトの改ざんによって不正プログラムに感染する、いわゆる「ガンブラー攻撃」でダウンロードされることが確認されているという。
なお、SecurityToolは、セキュリティソフトを装うトロイの木馬「TROJ_FAKEAV」として検知されている。トレンドマイクロが発表する不正プログラム感染被害報告数ランキングでは、3月から5カ月連続でTROJ_FAKEAVがランクインしている。7月には17件の感染被害が報告された。
avast! 29% というのは、ユーザーの私としては心穏やかではありませんが。しかし、違う調査 では違う結果も出ているし、国によって状況も違うので参考程度に読んでおけばどうでしょう。
ウイルス対策ソフトのマルウェア検知性能比較調査~TrustPortとPandaが1位 -INTERNET Watch
オーストリアの非営利団体AV-Comparativesは8日、2月から実施されているセキュリティソフト20種類の性能比較テスト調査結果第2弾を一般公開した。
このテストでは、シグネチャーを使用せずに、オンデマンドでどれだけ未知のウイルスを検出できたかが比較された。
このテストでは、2月10日時点で提供されていた全アップデートとシグネチャーファイルを適用し、2月11日から18日の間に現れた新種マルウェアをどれだけ検出できたかが競われた。
その結果、検出率が最も高かったのは、TrustPortとPandaの63%、2位はG DATAの61%、3位がKasperskyとMicrosoftの59%だった。その他の順位は以下の通り。
1位 TrustPort、Panda 63%
2位 G DATA 61%
3位 Kaspersky、Microsoft 59%
4位 Avira 53%
5位 ESET NOD32、F-Secure 52%
6位 BitDefender、K7、eScan 50%
7位 Symantec 43%
8位 McAfee 38%
9位 AVG 34%
10位 Sophos 32%
11位 Avast 29%
12位 Norman 27%
13位 Trend Micro 26%
14位 PC Tools 17%
15位 Kingsoft 11%
自分が日頃使っているセキュリティソフトを確認してみました。avast! は、悪くないみたい。安心しました。AVIRA というセキュリティソフトは、全般的に性能がよいみたい。
最も軽いセキュリティ対策ソフトは? パフォーマンス比較結果公開 -INTERNET Watch
オーストリアの非営利団体AV-Comparativesは22日、主要なセキュリティ対策ソフトのパフォーマンスに与える影響を比較した調査レポートを公表した。多くのメジャーなセキュリティ対策ソフトは、比較的軽く動作したとしている。
調査は、CPUがIntel Core 2 Duo E8300、メモリ2GB、OSは英語版のWindows XP Professional SP3の環境を使用。セキュリティ対策ソフトをインストールした上で、ベンチマークテストとして定評のあるPC World誌の「Worldbench6」を使用し、パフォーマンスを測定した。
実験の結果、ファイル圧縮・解凍、音楽と動画ファイルのエンコード・トランスコードについては、セキュリティ対策ソフトはPCのパフォーマンスにほとんど影響を与えていないとしている。
「SymantecとKasperskyが同率首位」ということで「やはりそうか」という感じです。注意すべきは、「2位はAVIRA、3位はMicrosoftとAvastという結果」でして、いずれも無料で使える版が出ているということです。もし有料版を使いたくないなら、この中から好きなものを選べるということになります。私は、ここしばらくの間「avast!」を使い続けています。
現実的環境下のウイルス対策ソフト比較、AV-Comparativesが実施 -INTERNET Watch
ウイルス対策ソフトの比較を行っているオーストリアの非営利業界団体AV-Comparativesは18日、現実的環境下で、ウイルス対策ソフトの性能を比較した実験の結果を公表した。SymantecとKasperskyが同率首位で、2位はAVIRA、3位はMicrosoftとAvastという結果になった。
今回のテストは、結果に興味を引かれるだけでなく、現実世界の環境をできるだけ再現してテストが行われたことが注目に値する。現実的環境を再現するのは、必要とする人員やマシンの台数などの金銭的要素、また、テストにかかる時間などを含め非常に難しい。そのため多くの場合、仮想マシンを使ったり、オンデマンドにおけるウイルス検出だけを目安にするといった方法がとられてきた。しかしそれではウイルス対策ソフトの本当の性能はわかりにくいのが現状だ。
これに対して今回のテストでは、最もユーザーが直面しそうな現実的環境を再現するためのさまざまな工夫が行われた。
「Microsoft Security Essentials」が、どの程度の性能があるのか、私は興味がありました。その興味に答えてくれるリポートがこの記事だと思います。実際は、使ってみて初めてわかることもあるとは思いますが、実際に使う前に活字で説明も読みたい、という人向きの説明だと思います。結構長いリポートなので読み応えはあります。
MS無料ウイルス対策ソフトでできること、できないこと -INTERNET Watch
Microsoftが9月末に提供を開始した無償のウイルス対策ソフトウェア「Microsoft Security Essentials」。セキュリティソフトが無償で利用できるのはユーザーにとっても歓迎すべきことではあるが、実際に役に立つのかどうか、不安を感じている人もあるかもしれない。
Security Essentialsの基本的なスタンスとしてMicrosoftは、「既存のセキュリティソフトと直接競合するものではない」という立場を取っているようだ。あくまでも最低レベルの保護を実現するための限定的な対策であり、より高度な保護を必要とする際には他の商用ソフトの利用を検討すべきだ、ということだ。
このスタンスには、「既存のセキュリティベンダーのビジネスを脅かさない」という配慮もあるだろうが、ユーザーとしては「Security Essentialsではどこまでの保護が実現されるのか」「Security Essentialsに欠けている保護機能は何か」という点が気になるところだ。そこでまずは、Security Essentialsを導入して気付いた点を挙げていきたい。
略
独Avira の製品は、このブログでも何回か採りあげています。今回、日本語化されたので使いやすくなったのかもしれません。しかし、私は、これまで一度も使ったことがないので何とも申し上げられません。ウイルス検出率は高いようなので期待が持てます。私は、avast! をこの二三年使い続けています。
独Aviraの無料ウイルス対策ソフトが日本語化、日本法人も設立 -INTERNET Watch
ドイツのセキュリティベンダーAvira GmbHは1日、個人向けセキュリティ対策ソフト「Avira」シリーズの日本語版を提供開始した。無償の「Avira AntiVir Personal Free Antivirus」ほか、有償の「Avira AntiVir Premium」「Avira Premium Security Suite」の3製品を用意する。対応OSは、Windows 7/Vista/XP/2000。
有償製品の価格は、「Avira AntiVir Premium」がPC1台1年間ライセンスで3500円、PC3台1年間ライセンスで7000円。「Avira Premium Security Suite」がPC1台1年間ライセンスで5000円、PC3台1年間ライセンスで9000円。また、各製品ともに2年間・3年間ライセンスも用意する。
avast! は、常時使っているセキュリティソフトなのでちょっとビックリしました。しかし、私は、(手動でも設定でも)ウイルススキャンを最近していないので、このトラブルにあっていません。v4.8.1368 というのは、つい数日前にそのバージョンにアップデートしたばかりです。
ウイルス定義ファイルのバージョンを確認するには、「a」アイコンを右クリック⇒「avast! アンチウイルスを起動」で出来ますが、しかし、それをするとメモリーをスキャンするので、この時に誤作動する可能性があるので、「a」アイコンを右クリック⇒更新⇒iAVSの更新 とクリックした方がよいです。こうすると、バージョンアップしてそのバージョンが表示されます。
窓の杜 – 【NEWS】「avast!」が大量のファイルをウイルスと誤検知する問題が一時発生
ALWIL Software製の無償ウイルス対策ソフト「avast! 4 Home Edition」v4.8.1368に、多数のファイルをトロイの木馬“Win32:Delf-MZG[Tri]”として誤検知してしまう問題が発生していたことが、読者から窓の杜編集部に寄せられた情報や複数のブログなどから明らかになった。編集部にて確認したところ、問題はウイルス定義ファイルのバージョンが“091203-0”の状態で発生し、最新の“091203-1”へアップデートすることで解決する模様。