1. 野幌森林公園 シカに発信器 初の生態調査
  2. 「ヒッグス粒子」 質量起源、発見の予兆 国際研究チーム、13日発表
  3. 女性2人の顔に汚物塗りつけ逃走 「木曜の男」か? 3週連続9件目の犯行
  4. 貸出中の絶滅危惧種サル、エキノコックスで死ぬ

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/336182.html
■野幌森林公園 シカに発信器 初の生態調査

1612_1.jpg(12/06 10:00、12/06 10:46 更新)
 【江別】都会に出没するエゾシカ(アーバンディア)問題を研究している酪農学園大チームが週明けから、野幌森林公園に生息するエゾシカの移動ルートなどの調査を初めて行う。同大敷地内に箱わなを設置し、雌ジカに衛星利用測位システム(GPS)付き発信器を付けて、謎が多かった同公園内のシカの生態を探り、共生の道を模索する。

 研究チームは同大の吉田剛司准教授(野生動物保護管理学)、伊吾田宏正講師(狩猟管理学)、金子正美教授(環境情報学)と学生で構成。

 道から捕獲許可が6日ごろまでに下りる見通しで、日本学術振興会(東京)の学術研究助成基金助成金を受けて調査を始める。

 同大のこれまでの研究では野幌森林公園のシカが繁殖している可能性が高いと指摘されているが、公園のシカがどこから来たのか、どのように行動するかなど生態について具体的な研究は進んでいなかった。

 調査では、同大敷地内で出没が目立つ場所に箱わなを設置し、わなの中に乾燥トウモロコシなどの飼料を置き、シカを誘導して捕獲。子ジカを連れて群れで行動することが多い雌3頭に首輪型発信器を付けて調査する。発信器は約1年後に自動的に外れる仕組み。

 調査は3年間の計画で、公園内に生息するシカの移動ルート、越冬地などを調べる。越冬地を狙うことで、群れ全体を一網打尽にするなど捕獲数増が期待できる。吉田准教授は「シカの行動パターンが分かれば交通事故、農地の食害を防ぐことにつながり、公園付近に住む市民も安心できる」と話す。(竹内桂佑)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111209-00000121-san-soci
■「ヒッグス粒子」 質量起源、発見の予兆 国際研究チーム、13日発表

20111209-00000121-san-000-2-view.jpg産経新聞 12月9日(金)7時55分配信
 物質に重さ(質量)を与えている未知の素粒子「ヒッグス粒子」を探している欧州合同原子核研究機関(CERN)の2つの国際研究グループが日本時間13日深夜、実験の中間結果を発表する。ヒッグス粒子が存在する兆候が見つかった可能性があり、素粒子物理学における歴史的な大発見につながるかどうか発表内容が注目される。

 ヒッグス粒子は物質の最小構成単位である素粒子の一種で、約50年前に存在が予言されたが、まだ見つかっていない。「最後の素粒子」とも呼ばれ、物質になぜ質量があるのかという謎や、宇宙の成り立ちを解明する上で極めて重要な役割を果たす。見つかれば素粒子物理学の標準理論が完成し、物理学の大きな前進をもたらす。

 発表するのは東京大や高エネルギー加速器研究機構など国内15機関が参加する日米欧の「アトラス」と、欧米中心の「CMS」の2グループ。スイス・フランス国境にあるCERNの大型ハドロン衝突型加速器(LHC)を使い、ほぼ光速まで加速した陽子同士を2009年から衝突させて崩壊の様子を調べてきた。

 アトラス関係者によると、今年10月までのデータを分析した結果、ある質量の範囲で、ヒッグス粒子が存在する可能性を示す兆候が見つかった。

 ただ、一般に素粒子物理学の「発見」には99・9999%以上の正確さが必要だが、現状では99・9%程度とみられ、日本の関係者は「まだ発見と言える段階ではない」と話す。今後さらにデータを蓄積し、両グループの結果をすり合わせて検討する必要があり、「発見」かどうかの最終的な結論は来春以降になる。

【用語解説】ヒッグス粒子

 物質を構成する最小単位の素粒子の一種で、すべての物質に質量を与える役割を持つ。1960年代前半に英国の理論物理学者、ピーター・ヒッグス博士により存在が予言されたが、素粒子の基本法則である標準理論の中で唯一、見つかっていない謎の粒子。物質をつくる電子やクォークなどの素粒子は、宇宙誕生時には質量がゼロで光速で飛び回っていたが、その後、宇宙空間がヒッグス粒子で満たされたことで、その抵抗を受けて動きにくくなり、重さ(質量)を持つようになったと説明される。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111208-00000597-san-soci
■女性2人の顔に汚物塗りつけ逃走 「木曜の男」か? 3週連続9件目の犯行

産経新聞 12月8日(木)21時56分配信
 大阪市東成区の路上で8日夕、自転車に乗った男が女性の顔に汚物を塗りつけて逃走する事件が2件連続して発生した。同区内では11月24日と12月1日にも同様の事件があり、今回で9件目。いずれも木曜の夕方に発生していることなどから、大阪府警東成署は同一犯の可能性が高いとみて暴行容疑で男の行方を追っている。

 同署によると、同日午後4時20分ごろ、同区玉津の路上で、歩いていた40代の女性が自転車の男に追い抜きざまに顔に汚物を塗りつけられた。約10分後には南東に約1キロ離れた同区大今里南の路上で、30代の女性が被害にあった。

 いずれの事件でも逃げた男は30代ぐらいで、上下薄緑色の作業服を着ていたという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111208-00000953-yom-soci
■貸出中の絶滅危惧種サル、エキノコックスで死ぬ

読売新聞 12月8日(木)22時28分配信
 札幌市の札幌円山動物園は8日、繁殖のため浜松市動物園に貸与したサル1頭が、寄生虫病のエキノコックス症で死んだと発表した。

 死んだサルは、ダイアナナモンキーの「ムーン」(雌、6歳)。西アフリカの熱帯雨林に生息し、国際自然保護連合が絶滅危惧種に指定している。

 「ムーン」は円山動物園で生まれ、今年6月に浜松市動物園に貸し出された。8月に肝機能障害で死に、解剖してエキノコックス症とわかった。エキノコックス症は症状が出るまで5~10年かかるため、円山動物園で、園内に侵入したキツネから感染した可能性が高いという。

最終更新:12月8日(木)22時28分



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