最近買った本です。

  1. 『集中講義!アメリカ現代思想―リベラリズムの冒険 (NHKブックス)』仲正昌樹/著 アメリカの哲学者、特にロールズとローティの研究が手っ取り早く把握するのに便利な本です。日本でも、これからの民主主義を考える上でアメリカの議論が大いに参考になると思われます。
  2. 『集中講義!日本の現代思想―ポストモダンとは何だったのか (NHKブックス)』仲正昌樹/著 最近、この著者の本にはまっています。とにかく日本語として読みやすいです。学者にありがちな難解な文章ではないのが一般人には嬉しいです。
  3. 『Nの肖像 統一教会で過ごした日々の記憶』仲正昌樹/著 私は、一気に読んでしまいました。新宗教と寛容の精神等を考える上で示唆に富んでいるように感じました。特に、「第八章 体験としての統一協会」をもう一度読んでみようと思っています。
  4. 『中国は社会主義で幸せになったのか (PHP新書)』北村稔/著 中国関連の関心から買ってみました。アマゾンで中古本を買いました。¥329円でした。

追記 2011/03/07】以下の本も購入して読みました。

  1. 「分かりやすさ」の罠―アイロニカルな批評宣言 (ちくま新書) 仲正昌樹/著 ある学者との論争から生まれた本のようです。二項対立の哲学的な意味を歴史的にもふり返りながら普通の人にもわかりやすく解説されています。ヘーゲル弁証法とそれをひっくり返したマルクスの唯物弁証法。ベンヤミンやアドルノ、そしてデリダ等が出てくる。もちろん、プラトン哲学も俎上に載せられて論じられています。デカルトもカントもルソーもレーニンも出てくる出てくる。オールスターを動員して基礎を固めつつアイロニカルな批評宣言へとつなげていく。筆者の力量が凝縮されているような本でもありおもしろい展開です。
  2. 教養主義復権論―本屋さんの学校2 仲正昌樹/著 
  3. ネット時代の反論術 (文春新書) 仲正昌樹/著 


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