何て残酷なことをするのだろう!? 「家族全員から邪魔者扱いされていた」という理由だが、この新聞記事だけでは理解しがたい事件です。今後の裁判を注目したい。「木内容疑者が昨年9月から精神疾患のため通院中だった」という事実も気になるところです。
「確実に殺すためハンマー使った」…家族殺害容疑の77歳(読売新聞) – Yahoo!ニュース

「確実に殺すためハンマー使った」…家族殺害容疑の77歳

6月26日9時51分配信 読売新聞

 千葉県柏市鷲野谷の民家で一家4人が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された世帯主の無職木内芳雄容疑者(77)が、柏署の調べに「ハンマーなら失敗なく絶対に死ぬ。確実に殺すために使った」と供述していることが25日、分かった。

 県警幹部によると、木内容疑者は、「家族全員から邪魔者扱いされていた」とも供述、長男の茂さん(49)の長女の麻奈美ちゃん(4)を最後に殺害した理由について、「一人だけになり、かわいそうだと思った」と話しているという。また、妻とき子さん(75)は後ろから頭を殴られ、茂さん、みゆきさん(44)夫婦も後頭部を殴られており、いずれも争った跡がなかった。

最終更新:6月26日9時51分

 軽率な行動がどういう結果をもたらすのか、ということを示している典型的な事件です。本人には、いい経験になったものと思われる(本人がまともに反省する人間ならばであるが)。若者は、失敗から多くを学ぶものです。「日本人旅行客から同短大にメールがあって発覚。」というところに注目です。日本人の「旅の恥は掻き捨て」とはいかないようです。なにせ日本人の旅行客が世界中を駆けめぐっている状態ですから。
<厳重注意>短大生、伊の世界遺産教会に校名落書き 岐阜の女子短大(毎日新聞) – Yahoo!ニュース

<厳重注意>短大生、伊の世界遺産教会に校名落書き 岐阜の女子短大

6月24日20時46分配信 毎日新聞

 岐阜市立女子短期大学(松田之利学長)は24日、今年2月の海外研修で訪れたイタリア・フィレンツェ市のサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂に落書きした学生に厳重注意したことを明らかにした。この大聖堂を含む歴史地区は世界文化遺産に指定されているが、教会から「謝罪してもらえれば、修復の費用負担は不要」との回答があったため、学生と学科長が、それぞれ英文で書いた謝罪文を郵送したという。

 同短大の説明によると、今年2月18日、生活デザイン学科1年生の1人が、フィレンツェ市内を一望できる大聖堂の見晴らし台の大理石の壁に、油性マジックで、日付や自分と友人5人の名前のほか、「岐女短」と書いた。3月12日に日本人旅行客から同短大にメールがあって発覚。同14日に学長が学生に口頭で厳重注意したという。【鈴木敬子】

最終更新:6月24日20時46分
毎日新聞

 WordPress 2.5.1 で ping が確実に送られていない問題があるようなのです。少なくとも、私のブログでは確実に送られていないことがわかりました。どのように対処していいのかいまのところわかっていません。どうしたらいいのだろう? 「Movable Type」ならログを調べればわかるが、WordPress 2.5.1 の場合、確実に送られたかどうかを調べるすべがないようなのだ。(もちろん、検索サイトでいろいろ自分のブログを検索してみて ping が確実に送られているかどうかが、わかるのみという意味です)

 私は、ブログの「更新情報サービス」で
http://blogsearch.google.com/ping/RPC2
http://blog.goo.ne.jp/XMLRPC
http://api.my.yahoo.co.jp/RPC2
上の3つのサーバーに ping を送っていますが、通信状態にもよるのだろうが、一番上のサーバーにしか送られていないようだ。

 私がいま調べてみましたが、確実に送られるかどうかを論じたいるサイトはないみたいです。少なくとも私が調べた範囲では。

 いまの時代、Google や Yahoo! に ping を送れないならば、ブログを書いている意味がない、ともいえる時代だ。これはかなり深刻な問題です。

Ping一括配信サービス Pingoo!(ピングー)
こういうサイトを見つけましたが、私は、本当にこういうサービスが有効か? 疑問に思ってます。有効か有効でないか、試してみて、あとでレポートするつもりです。私は、こうゆうのに頼り切るのは疑問です。

 二三検証してみての感想は、ping してエラーが出ないまでも、「運が良ければサーバーに登録される」程度のものではないか? Yahoo! とか Google というのは、その程度のものではないのか?

追記 2008/07/19
http://ja.forums.wordpress.org/topic/481#post-2184
 上記のサイトで、「goo ブログは WordPress からのトラックバックを拒否するため、更新 ping も拒否するかもしれません。」と書かれています。これは知らなかった。

 WordPress 2.5.1 で ping が確実に送られていない問題があるようなのです。少なくとも、私のブログでは確実に送られていないことがわかりました。どのように対処していいのかいまのところわかっていません。どうしたらいいのだろう? 「Movable Type」ならログを調べればわかるが、WordPress 2.5.1 の場合、確実に送られたかどうかを調べるすべがないようなのだ。(もちろん、検索サイトでいろいろ自分のブログを検索してみて ping が確実に送られているかどうかが、わかるのみという意味です)

 私は、ブログの「更新情報サービス」で
http://blogsearch.google.com/ping/RPC2
http://blog.goo.ne.jp/XMLRPC
http://api.my.yahoo.co.jp/RPC2
上の3つのサーバーに ping を送っていますが、通信状態にもよるのだろうが、一番上のサーバーにしか送られていないようだ。

 私がいま調べてみましたが、確実に送られるかどうかを論じたいるサイトはないみたいです。少なくとも私が調べた範囲では。

 いまの時代、Google や Yahoo! に ping を送れないならば、ブログを書いている意味がない、ともいえる時代だ。これはかなり深刻な問題です。

Ping一括配信サービス Pingoo!(ピングー)
こういうサイトを見つけましたが、私は、本当にこういうサービスが有効か? 疑問に思ってます。有効か有効でないか、試してみて、あとでレポートするつもりです。私は、こうゆうのに頼り切るのは疑問です。

 二三検証してみての感想は、ping してエラーが出ないまでも、「運が良ければサーバーに登録される」程度のものではないか? Yahoo! とか Google というのは、その程度のものではないのか?

AzSHOUTcastPlayer.gif

「SHOUTcast用ネットラジオプレイヤーです。」
「BGMとして再生するのに適しています。」

 といううたい文句が作者のサイトに書かれていて私は興味を持ちました。

 そもそも「AzSHOUTcastPlayer」を知ったのは、「ながら族」、音楽好きに最適なネットラジオプレーヤーという記事を読んだことです。

 使った感想は、軽いソフトで使いやすい! なかなかステキなネットラジオのプレイヤーです。ずっと使い続けるでしょう。

31960926.JPG この本は、岩波書店で「哲学塾」と題してシリーズ化されている中の一冊です。一般読者向けに書かれているもので比較的読みやすく書かれています。著者は、現象学を専攻している学者なので、現象学的なものの見方で書かれていて、現象学がどういうものなのかを知るのによいかもしれません。

 私は、2回に分けて読んでしまいましたが、150頁ほどの薄い本なので一気に読んだ方が理解しやすいかもしれません。

著者/訳者名 村田純一/著
出版社名 岩波書店 (ISBN:978-4-00-028154-6)
発行年月 2007年10月
サイズ 150P 18cm
価格  1,365円(税込)

本の内容
古代ギリシアの「汝自らを知れ」という格言は、今日も哲学を貫くテーマでありつづけています。「わたし」は思考するだけではなく、身体があって他者や周囲の世界とかかわり、知覚し、行為し、情動をもって意志決定します。脳科学・認知科学の知見も織り込みながら、さまざまな「わたし」の諸相を探険する「心の哲学」の講義。

目  次
第1日 「わたし」の起源
第2日 身体としての「わたし」
第3日 他者との出会い
第4日 わたしの「内面」
第5日 考える「わたし」そして/あるいは行為する「わたし」
第6日 脳と心
第7日 「わたし」の消滅
補講 色彩をめぐる他者問題 わたしの見ている色はあなたと同じだろうか?

32014208.JPG ラカンの本は、1冊も読んだことないしフロイトの本も読んだことがない。ただ、ラカンもフロイトも一般の人が持っているちょっとした知識はある。その程度だ。その私がこの本『ラカンはこう読め!』を読んだのは、ただ「スラヴォイ・ジジェク」を読みたいという願望を持っていたからだ。その程度の私が読んでみての感想は、「読める」というものだ。難しい議論はわからないものの素人でも読み通せるようにように書かれている。映画を取り上げて彼の解説が書かれていたりするので、西欧の一流知識人がその知性に裏打ちされた解説を読むのもおもしろい。もともと、この本は、イギリスのグランタ出版社から出ている入門シリーズの1冊だからだ。これを読んで、更にスラヴォイ・ジジェクの本を読んでもいいしラカンに進んでもいいしフロイトに興味を覚えてそちらに進んでもいいだろう。私はといえば、更にスラヴォイ・ジジェクの本を読みたくなった。彼の本は、今年(2008年)にはいって何冊も出版されている。

 「死の前に生はあるのか-日本語版への序文」で、ジジェクは、黒澤明監督の『羅生門』を取り上げて彼のうんちくを傾けているのだが、この短い序文でも精読してみるといろいろな哲学的知識が要求されて完全に理解するのは難しい。だから私はジジェクを読みたいと思うのだろう。あらためて序文を読んでみてそのように感じた。

著者/訳者名 スラヴォイ・ジジェク/著 鈴木晶/訳
出版社名 紀伊国屋書店 (ISBN:978-4-314-01036-8)
発行年月 2008年02月
サイズ 231P 20cm
価格  1,890円(税込)

本の内容
ついにジジェクが書いた!!現代思想界の奇才による待望のラカン入門。

目  次
1 空疎な身ぶりと遂行文―CIAの陰謀に立ち向かうラカン
2 相互受動的な主体―マニ車を回すラカン
3 “汝何を欲するか”から幻想へ―『アイズ・ワイド・シャット』を観るラカン
4 “現実界”をめぐる厄介な問題―『エイリアン』を観るラカン
5 自我理想と超自我―『カサブランカ』を観るラカン
6 「神は死んだが、死んだことを知らない」―ボボークと遊ぶラカン
7 政治のひねくれた主体―モハンマド・ボウイェリを読むラカン

著者情報
ジジェク,スラヴォイ(Zizek,Slavoj)
1949年、スロヴェニアのリュブリアナ生まれ。哲学者・精神分析学者。現代政治から大衆文化まで縦横無尽に論じる現代思想界の奇才。現在、ロンドン大学バークベック・コレッジ人文科学高等研究センターの国際ディレクター

鈴木 晶(スズキ ショウ)
1952年、東京生まれ。現在、法政大学国際文化学部教授。専攻は、文学、精神分析学、舞踊学

朝日新聞の北田暁大(東京大学准教授・社会学)の書評

19532696-00.JPG 新書版なので簡単に読むことができます。広瀬隆氏の『赤い楯』や『ロマノフ家の黄金』を読むには、分厚いのでかなりの忍耐が必要ですが、こちらは新書版ですので、手っ取り早くロスチャイルド家のことを知る上ではいいかもしれません。また、ユダヤ人金融財閥を扱った本には怪しげな本も多いように思いますが、これはそんな心配もいらないと思います。比較的新しい1990年代のロスチャイルド家のことも、少し触れられているので、これも有益かもしれません。

講談社現代新書 1252
著者/訳者名 横山三四郎/著
出版社名 講談社
(ISBN:4-06-149252-7)
発行年月 1995年05月
サイズ 206P 18cm
価格  735円(税込)

本の内容
紋章に刻まれた言葉は協調・完全・勤勉。家訓は「語るなかれ」。徹底した秘密保持と、一族の結束と連係で国際金融を制覇し、今なお世界を牛耳る巨大財閥の実像を描く。

目  次
第1章 歴史を彩る
第2章 金融王国への階段(19世紀)
第3章 不死鳥の世界財閥(20世紀)
第4章 受難のパワー
第5章 日本とロスチャイルド家

 『蟹工船』は、文学史に出てくるから、受験勉強をまともにした人は名前ぐらいは知っているだろう。プロレタリアという言葉自体は、全く知らないか、懐かしい響きとして聞き知っているか、実際使ったことがあるか、人それぞれだろう。60年や70年安保を経験している人達の中で、インテリといわれる人達は盛んに使っていた。そもそもフランス語なのだ。ドイツ語で言うとプロレタリアートになる。

 現代の若者が(老人もだが)全く未来に希望がもてない時代に突入して、もう久しいが、その時代の雰囲気が蔓延し、その雰囲気にぴったりの小説が再発見されたということなのか。私は、一度も『蟹工船』を読んだことがない。何か重苦しい気分になってきた。

 そういえば、『プロレタリア文学はものすごい』荒俣宏/著 平凡社新書 を買って(2000年11月)まだ一度も読んでいないことに気がついた。
プロレタリア文学:名作『蟹工船』異例の売れ行き – 毎日jp(毎日新聞)

プロレタリア文学:名作『蟹工船』異例の売れ行き
 ◇高橋源一郎さん雨宮処凛さんの本紙対談きっかけに

 日本のプロレタリア文学を代表する作家、小林多喜二(1903~33年)の『蟹工船(かにこうせん)・党生活者』(新潮文庫)が、今のワーキングプア問題と絡んで異例の売れ行きを示している。今年、すでに例年の5倍を超す2万7000部を増刷した。格差社会の現実を映したような現象が、関係者の注目を集めている。【鈴木英生】

 きっかけは、今年1月9日に毎日新聞東京本社版朝刊文化面に掲載された作家の高橋源一郎さん=と雨宮処凛(かりん)さん=の対談。2人は「現代日本で多くの若者たちの置かれている状況が『蟹工船』の世界に通じている」と指摘。それを読んだ元フリーターの書店員が、ブームに火を付けた。

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32057265.JPG著者/訳者名 大沢武男/著
出版社名 講談社
(ISBN:978-4-06-287937-8)
発行年月 2008年04月
サイズ 209P 18cm
価格  735円(税込)

 ワイマール憲法ということは、世界史その他で習うが、実際そのワイマール憲法下のドイツとはどんな時代だったのか? ということは、日本人の大多数はほとんど知らないのではないだろうか。どのような時代かを知るにはコンパクトにまとまっている本書で知ることができます。そして、ドイツでのユダヤ人というものがどういうものだったかを知る上でもよい本だと思います。更に、民主的な憲法といわれているワイマール憲法下でナチスが台頭してくることも忘れてはならない。このことも手短に知ることができる良書だと思います。

本の内容
第一次大戦後の窮状にあえぐドイツに成立したワイマール共和国。そこには、不安定な社会情勢下、孤独と不安にさいなまれつつも「共生」の理想を掲げ苦闘したユダヤ人の姿があった。革命家ローザ・ルクセンブルク、憲法を起草したプロイス、バイエルン王国を倒したアイスナー、外務大臣ラーテナウ、法務大臣ランズベルク、カフカやヴァッサーマンなどの作家、フロイトら学界の重鎮、そしてアインシュタインをはじめとする数多のノーベル賞受賞者―。「ユダヤ人絶滅」前夜に咲き誇ったユダヤの栄光と、時代の激流の中で彼らが感じ、考え、めざしたものとは何か。

目  次
第1章 前史ユダヤ人の解放と諸問題(問題としての「ユダヤ人」
フランス革命前夜 ほか)
第2章 ワイマール初期とユダヤ人の政治活動(バイエルン王国を倒したクルト・アイスナー
東欧からの革命家ローザ・ルクセンブルクなど ほか)
第3章 ユダヤ人のワイマール文化(経済界のユダヤ人エリート
アルベルト・アインシュタイン ほか)
第4章 夢から現実、孤立から破滅へ(世界のユダヤ人をリードしたドイツ・ユダヤ人
同化、共生への夢と現実 ほか)

著者情報
大澤 武男(オオサワ タケオ)
1942年埼玉県本庄市生まれ。上智大学文学部史学科卒。同大学院修士課程修了、ドイツ政府給費留学生、1980年ヴュルツブルク大学博士号取得。専攻はドイツ・ユダヤ人史、古代教会史。現在、フランクフルト日本人国際学校理事

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