WordPress標準ガイドブック 最近、昨日ですが、遅ればせながら『WordPress標準ガイドブック』マクラッケン直子/著 毎日コミュニケーションズ刊を買いました。今までは、公立図書館にある WordPress 関連の本を借りて勉強していましたが、WordPress 関連の本を一冊も持っていなかったので不便でした。それで、基本文献を買ったわけです。これで、私のブログも更なる改良が進む?ものでしょう。

本の内容
WordPressは特別な知識を必要とせずに、インストールから各種設定、サイトの公開までを簡単に行うことはできますが、一からテーマをデザインしたり、独自の拡張を施すには初心者ではなかなか難しいところがあります。本書では、このテーマのアレンジや作成、機能の拡張に重点を置いてWordPressの楽しみ方を案内させていただいております。もちろんはじめてWordPressに接する方も、基本から1つずつステップアップできる内容になっていますのでご安心ください。

目  次
1 いま、WordPressがおもしろい
2 WordPressでサイトを作ってみよう
3 「テーマ」方式で簡単カスタマイズ
4 テーマ作り解説完全版
5 「これだけは押えておきたい」カスタマイズ集
6 プラグインで機能拡張
付録

 このプラグインは、もちろん WordPress で使うプラグインです。私は、「関連する投稿」を表示したくて入れてみました。タグが共通の(?)記事を表示してくれて便利です。これは、自動的に表示されるので、私が何も操作しなくてもいいのが楽です。自分が選択して関連記事を表示する Terong Related Links ともちがうプラグインです。日本語表示もされるので便利です。
Simple Tags

いま使っている WordPress 2.5 のテーマ テーマを何にするかでいろいろ迷っていたのですが、右のテーマに決めました。いま使っている WordPress 2.5 のテーマです。上品なテーマだと思います。かなりカスタマイズしました。元がよくつくられているのでカスタマイズしがいがあります。

 このテンプレートは、ウィジェットに対応しています。ウィジェットを使うとサイドバー上では横長になります。オリジナルのサイドバーのパーツは、横二段なのですが、ウィジェットを横二段に対応させる方法が今はわからない。[追記 2008/04/11]いろいろ試行錯誤してみました。その結果わかったことは、サイドバーが「上」「中左」「中右」「下」の4つに分かれているということ。4つのブロックごとにウィジェットを入れることができます。各ブロックにウィジェットを入れれば、ウィジェットが優先され「記述」は無視されます。ウィジェットを入れないで「記述」があれば、その「記述」が表示されます。「記述」というのは、もちろんタグを含めとコード群のことです。この経験でウィジェットの使い方がわかりました。

 バナーの写真は、2006年5月16日に札幌の百合が原公園で撮った写真です。非常に気に入ってます。ブログの雰囲気は、バナーの写真によって大きく変わりますから、大切な要素です。(百合が原公園*はな日記というブログもあります。「いま」の百合が原公園がわかって便利)

/wp-admin/options.php
すべての設定

管理者権限で上記にアクセスすると「すべての設定」の画面が現れます。
で、何をするかと言いますと、
rss_language の値を “ja” に変更する方法
一応、私も設定し直しました。設定し直さなくても問題はなかったのですが、詳しくはわかりません。備忘録という事で。

 ファイルを「DF」で比較してみましたが、以下の6つのファイルが新しくなっていました。

xmlrpc.php
wp-admin/install-helper.php
wp-content/plugins/akismet/akismet.php
wp-includes/gettext.php
wp-includes/pluggable.php
wp-includes/version.php

 これらのファイルを上書きしてバージョンアップは完了です。
追記 2008/02/08]どうも英語版のことしか頭になかったようです。日本語版だと、更に
wp-content/themes/default/kubrick.pot
wp-content/languages/ja.mo
wp-content/languages/ja.po
wp-admin/includes/schema.php
これらが更新されているようです。

31908016.JPG 図書館(江別市情報図書館)で借りて読んでみました。知らなかった事もいろいろ書かれていて勉強になりました。ローカル環境へのインストールという事で、XAMPP のダウンロードとインストールについて書かれていて勉強になりました。phpMyAdmin によるデーターの扱い方についても書かれています。Gravatar の登録と利用についても書かれています。ウィジェットを使ったカスタマイズについても書かれていましたが、ウィジェット自体を書き換える事はできないのだろうか? という疑問は解消されなかった。Movable Type の場合は、可能だが。WordPress の場合は、できるのであろうか、できないのであろうか? パーミッションなんかの設定についても適切な説明がされているように感じました。パーミッションの設定は、初心者が一番つまずくところでもあります。そういう意味で親切です。

 こういう本が、公立図書館にあると、実にありがたいです。本来なら、自分で購入すべきなのでしょうが、必要な本を全部購入もできないので図書館にある事は非常に便利です。

 ただ、バージョンが 2.2 について書かれていることは致し方ないのかもしれないですが、現実はずっと進んでいて、今現在利用できるバージョンは、2.3.2 この四月(2008年)には、2.5 が出ることがアナウンスされていますから、書籍の方も、新しいものがほしくなります。

 次の、3つのツールについても書かれているので、重要ですのでここにリンクをしておきます。ブログをカスタマイズするには欠かせないツールです。
apache friends – xampp for windows
ローカル環境へのインストールのために。

Webdeveloperのダウンロード:ミナトラボ
Web Developerとは、ウェブ制作を補助する拡張機能です。拡張機能は、Firefox のツールバーとして組み込まれます。

Devas
Devas(ディーヴァス)は、テキスト検索/置換ソフトです。

 いま、WordPress のバージョンは、2.3.2 ですが、今年の3月に2.5 が出るようです。2.4 は、出ないようです。順を追っていろいろな情報が出てくると書いてあります。理由は、休日があったり管理画面のプログラミングに関するものがたくさんあるのでしょう。
2.4 Skipped 2.5 Is Next

As discussed in the developer mailing list, the next release of WordPress will be in March instead of January because of the holidays and the amount of changes that will take place in the codebase as well as the admin section. The decision was made to consider 2.4 a skipped December release and move straight on to 2.5. The reasons for the change in the schedule include some good things cooking in the oven and the developers do not want this to become a rushed release.

So to sum things up. There will be no 2.4. Instead, we will see 2.5 which is scheduled for release in March. Various official docs and roadmaps will be updated in due course.

  1. まず、データーをバックアップしました。WordPress の管理画面から「エクスポート」を使う。更に、MySQL のデーターを phpMyAdmin を使ってバックアップします。
  2. プラグインをすべて停止しました。「メンテナンス・モード」のプラグインを入れてある場合は、それだけ有効にして、「メンテナンス・モード」にもしておきます。
  3. すべて上書きでアップしました。
  4. /wp-admin/upgrade.php にアクセスして確認(これは、念のためです)。
  5. プラグインを「利用」するに戻す。
  6. 「メンテナンス・モード」を解除します。
  7. もし、「wp-cache」を入れてあるなら、キャッシュを空にします。
  8. カレンダーのキャプションを日本式に(2007年10月のように)するため、wp-includes/general-template.php の547行目を

    <caption>’ . date(‘Y年’, $unixmonth) . ‘ ‘ . $wp_locale->get_month($thismonth) . ‘</caption>

    のように変えた。

 これで、すべて完了です。うまくいきました。詳しくは、
Upgrading WordPress を一通り読んでおくことをお勧めします。

 年末の大晦日にバージョンがアップするのも、いかにも外国製のブログツールです。日本ではあり得ないスケジュールです。

 Cross-references WordPress Plugin というプラグインを使ってみた感想など記しておきます。
 このプラグインの機能は、WordPress ブログの記事に関連の記事のリンクを簡単に記述できるものです。記述の仕方は、全角で書きますが、本当は半角で記述することに気を付けて下さい。記事の中に

  1. [cref id]
  2. [cref.from id]

等と記述します。idというのは、WordPress が自動的に付加する記事の番号です。

 1の記述は、記述している記事から相手側(もちろん、自分が過去に書いた記事です)の記事へのリンクですが、2番の記述は、更に相手側からの記事からこちらの記事にもリンクを記述してくれます。2番目は、双方向へのリンクです。

 使ってみた感想としては、1の記述はいいのですが、2の記述をするとブラウザが Mozilla Firefox の場合、テンプレートからはみ出して表示されます。ここが、気になることです。違うブラウザ、例えば、Opera 9.24 の場合は、テンプレートにちゃんと収まってます。もっと問題なのは、相手側の記事に記述されたリンクが、削除したい時に削除できないのです。編集画面に表示されないので、自分で削除できません。いったい、どこで削除するのだろうか? 

 従って、私が使う場合は、1の記述でしか使いません。(WordPress の場合、いろいろなプラグインが手軽に使えるのですが、思わぬトラブルも多いのが目立ちます。 Movable Type の場合は、トラブルはほとんど無いのと比べると、、、)。

 今は、正常にアクセスできていますが、アクセスできなかった顛末です。

 私のブログの管理画面にアクセスできなくなりました。WordPress で出来ているのでプラグインの障害(影響)で管理画面にアクセスできないのか? と考えました。FFFTP でプラグインを全部削除してもう一度試みましたがダメでした。2007/12/04 までは何ら問題ありませんでした。次の日、2007/12/05 からアクセスが全く出来ない状態に陥りました。

 原因を考えていましたが、よくわからず、試行錯誤しかないと思い、まず MySQL を疑いました。何らかの原因でこの MySQL データーベースにトラブルが発生してアクセスできないのではないか、と考えました。phpMyAdmin で調べたが、素人にはわからずあきらめました。MySQL を削除してもう一度構築し直したらどうだろうか、と考えました。phpMyAdmin でバックアップしておけばよかったのですが、データーベースが壊れているものと思いこんでいましたから、バックアップせず。バックアップしても使えないと思いこんでいました。

 MySQL を削除して再構築してみました。が、それでも、今度は、WordPress がインストールできなくなりました。ここで、ギブアップして、レンタルサーバー会社に問い合わせました。MySQL は、問題ないとのこと。ますます原因がわからなくなりました。何度かメールでやり取りしたあと、次のことが告げられました。

ステップサーバーがサーバー負荷対策として導入しているPHPのメモリ消費制限設定により、インストール手続きが中断してしまう問題が発生していたようです。

弊社にて、メモリ消費制限を緩和させて頂きましたので、現在は正常にインストール手続き頂く事は可能かと思われます。

 原因がわかったからいいようなものですが、「PHPのメモリ消費制限設定」とは、素人にはわかるはずもありません。

 WordPress は、php のかたまりで、メモリーをたくさん消費するのでしょうか?! 結局、今までの記事を一から打ち直す羽目になってしまいました。phpMyAdmin でバックアップしていれば、一発で元に戻っていたのですが。
追記 2007/12/15
今までの個別の記事のアドレスが、かなりの部分ずれが生じています! お気をつけ下さい。

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