1. 北不審船に乗っていたのは“工作員”か…どう見ても漁師じゃない！
2. オウム元信者の女、犯人蔵匿容疑認める「福島、宮城、青森を経て大阪で約１５年、潜伏」
3. オウム事件、初の裁判員裁判可能性　死刑囚の証人出廷濃厚
4. サムスンも５５型有機ＥＬテレビ発表　今年後半に発売
5. ＜セイタカアワダチソウ＞土壌酸性化でまん延を防止
6. なでしこ澤がFIFAバロンドールを受賞　日本勢は三冠

1　http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120110-00000006-ykf-soci
■北不審船に乗っていたのは“工作員”か…どう見ても漁師じゃない！

夕刊フジ 1月10日(火)16時56分配信
　島根県隠岐島沖で発見された北朝鮮の漂流船問題で偽装脱北者などの見方も浮上したが、工作員の疑いを指摘する声も根強い。漁船というのにＧＰＳを積み、「エンジンが壊れているのに操船の腕はプロだった」（地元漁師）と驚く。専門家は「どうみても漁師ではない。徹底的に調べるべきだった」と、早々に北へ引き渡した政府の対応を疑問視している。

　不審船に乗っていた３人は９日午前、巡視船からヘリで米子空港に移送された。同日午後、海保機で福岡空港に向かい、民間機で中国・大連に飛んで北朝鮮側に引き渡された。わずか３日のスピード決着に、北朝鮮問題に詳しい山梨学院大経営情報学部の宮塚利雄教授は「３０年以上、北朝鮮のさまざまな漁船を見てきたが、ＧＰＳ装置を積んでいる例はなかった。徹底的に調べるべきだった」と語る。

　宮塚教授は「漁師は魚という食料を得ることができる富裕層で軍の支配下にもある。脱北をさせないためにせいぜい燃料は１５リットル程度しか持たせない」。だが、今回は燃料のポリタンク２個が発見され、少なくとも４０リットル近くの燃料を積載していた。「荒れた日本海を単独で渡ったという彼らの主張も疑問だ。母船の存在も考えられる。どうみても漁師ではない」と指摘する。

　同様に「どうみても漁師ではない」という声が、不審船が発見された隠岐の島町の漁師たちからも上がっている。不審船は６日午前１０時半ごろ同島の西側、那久岬の約１キロ沖に、いかりを下ろして停泊していた。第１発見者とほぼ同時に不審船を見つけ、５時間近く騒動を見ていた岬近くの漁師（７４）は「水深の浅い場所をねらって、いかりを下ろし、風と波の向きを計算して船が転覆しないよう操舵していた。あの腕はプロだね」と語る。

　「３人の顔も見え隠れしていたが、延々と交渉をしていたな」と証言。３人の主張によると、２０日以上も漂流していたが、救助を拒み、半日以上も海保が説得した結果、ようやく巡視船に移った。この行動からも生存した３人は比較的体力が残っていたようだ。海保の調べでは船内の食糧は尽きていたが、自炊用の鍋やキムチを入れていたとみられるタッパーが複数発見されている。

　別の地元ベテラン漁師は「あのサイズでは１人乗るのがやっとだが、４人も乗っていた。実に不可解」（同）とした上で、「クリスマスから正月にかけて北西の強い季節風が吹いていた。朝鮮半島から隠岐までは、潮流よりも風の影響が大きい。寒波の季節風に押されるのを読んで航行してきたのではないか」と難破船とは違うとみる。

　民間の研究者は「金正恩体制に切り替わり、米国へ食料援助を求めるなど、外交が活発になってきている。不審船は、外交交渉がこう着している日本に、刺激もしくは交渉のシグナルを送るために、金総書記の死後、送り出されたものではないか」と指摘している。

2　http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120110-00000569-san-soci
■オウム元信者の女、犯人蔵匿容疑認める「福島、宮城、青森を経て大阪で約１５年、潜伏」

産経新聞 1月10日(火)17時23分配信
　平成７年２月の東京・目黒公証役場事務長監禁致死事件で逃亡したオウム真理教元幹部、平田信（まこと）容疑者（４６）をかくまったとして、犯人蔵匿の疑いで逮捕された元信者、斎藤明美容疑者（４９）が、警視庁の調べに「平田容疑者が犯人と知りながら、かくまったことは間違いありません。指名手配されてから、ずっと一緒にいた」と容疑を認める供述をしていることが１０日、捜査関係者への取材で分かった。

　また、斎藤容疑者の出頭に付き添った滝本太郎弁護士によると「福島、宮城、青森を経て、大阪で約１５年にわたり潜伏していた」と説明。「平田容疑者は引っ越しの時以外は外に出なかった」と話しているという。

　捜査関係者によると斎藤容疑者は、自分については「会社員」と自称し、「整骨院の受付を１０年ぐらい前からやっていた」と説明しているという。

　斎藤容疑者は同日未明、事件の捜査本部がある東京都品川区の大崎署に、滝本弁護士に付き添われ出頭。本人と確認され、午後、逮捕された。

3　http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120109-00000087-san-soci
■オウム事件、初の裁判員裁判可能性　死刑囚の証人出廷濃厚

産経新聞 1月9日(月)7時55分配信
　■平田容疑者は犯意否認、共犯者と異なる供述

　オウム真理教元幹部、平田信（まこと）容疑者（４６）が警視庁に逮捕され、昨年末で終結したはずのオウム裁判が「再開」されることがほぼ確実となった。平田容疑者が取り調べ段階で犯意を否認していることや、オウム事件では初となる裁判員裁判になる可能性も高い。これまでのオウム裁判とはかなり様相が違いそうだ。

　平田容疑者が逮捕された東京・目黒公証役場事務長の仮谷清志さん逮捕監禁致死事件で有罪が確定しているのは、麻原彰晃（５６）＝本名・松本智津夫▽井上嘉浩（４２）▽中川智正（４９）－の死刑囚３人を含む計９人。平田容疑者は宗教学者元自宅爆破事件でも爆発物取締罰則違反容疑で再逮捕される見通しだが、この事件では麻原、井上両死刑囚の関与が確定している。

　捜査関係者によると、監禁致死事件について、井上死刑囚らは警視庁の再聴取に「平田容疑者は犯行計画を知った上で実行行為に加わった」という趣旨の説明をしたが、平田容疑者は「当初は計画を知らなかった」と犯意を否認している。

　否認事件では弁護側が関係者の供述調書に同意せず、証人として出廷を求めるケースが多く、平田容疑者が起訴されれば、共犯者が法廷に出廷する可能性が高まっている。

　◆尋問が不可欠

　なかでも、捜査関係者が「事実関係解明には尋問が不可欠」と指摘するのが、井上死刑囚だ。確定死刑囚の出廷は極めて異例だが、法的には可能。井上死刑囚は監禁致死事件の計画、実行を主導しており、検察側の立証に重要な証言となるとみられる。

　警視庁は他の共犯者への聴取も順次実施しており、ある法曹関係者は「平田容疑者が犯意を否認しつづけた場合、役割分担などを解明するために、多くの共犯者の尋問が必要になるだろう」と話す。

　一方、自身の公判でも意味不明な発言を繰り返した麻原死刑囚の出廷の可能性については、法務・検察内で「平田容疑者が麻原死刑囚から直接指示を受けたわけではなく、出廷の必要性は低い」と否定的な見方が広がっている。

　◆執行先送りも

　平田容疑者が逮捕監禁致死罪か爆発物取締罰則違反罪で起訴されると、裁判員裁判の対象となる。

　裁判員制度では裁判員に分かりやすい立証を行うため、調書よりも法廷での証言を重視しており、調書が同意された場合でも証人出廷を求めるケースが少なくない。裁判員裁判となれば、証人がさらに増えることが予想される。

　出廷する死刑囚の刑の執行時期も注目される。死刑の執行は法相の判断に委ねられている。平岡秀夫法相が慎重姿勢ということもあり、法曹関係者の間では「裁判が終わるまでは執行が先送りされる可能性が高い」との見方が多い。

　麻原死刑囚については「共犯者が多い事件なので他の証言で立証が可能となれば、執行を遅らせる理由にはならない」（法務省幹部）と影響を限定的にすべきだとの意見も根強い。

4　http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120110-00000523-san-bus_all
■サムスンも５５型有機ＥＬテレビ発表　今年後半に発売

産経新聞 1月10日(火)10時34分配信
　【米ラスベガス＝古川有希】韓国サムスン電子は９日（日本時間１０日）、米国ラスベガスで１０日に開幕する世界最大規模の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー（ＣＥＳ）」に、５５型有機ＥＬ（エレクトロ・ルミネッセンス）テレビの試作機を出展すると発表した。ＬＧ電子も５５型有機ＥＬテレビを出展する予定で、世界市場でリードする韓国２強が「次世代パネル」で業界を先導する。

　サムスンの有機ＥＬテレビは、ＲＧＢサブピクセルの「スーパー有機ＥＬ」を採用したのが特徴。製品化は２０１２年の後半の予定で価格は未定。

　サムスンの担当者は「すでに携帯電話やタブレットで有機ＥＬを使っている。われわれは（世界市場の）有機ＥＬの９割を作っている」とし、有機ＥＬテレビの量産化にも自信を見せた。

5　http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120109-00000006-mai-soci
■＜セイタカアワダチソウ＞土壌酸性化でまん延を防止

毎日新聞 1月9日(月)9時6分配信
　農業環境技術研究所（茨城県つくば市）は、繁殖力が強い外来植物セイタカアワダチソウのまん延を食い止める技術を開発した。土壌を酸性化させることで育ちにくくし、在来種の復活を促す。

　農地周辺などでは、外来植物がはびこり問題となっている。農環研によると、特にセイタカアワダチソウは肥料などで富栄養化した土地を選んで育ち、地下茎が強固なため、刈ったり除草剤で枯らしても再生してしまう。育ちにくい土壌にするため、水処理剤などに使われる「塩化アルミニウム」に着目。アルミニウムイオンは土壌中の水と反応して土壌を酸性化させるほか、植物の栄養素であるリン酸を溶けにくくし、土壌を貧栄養化させる。

　山口市内で実施した実験では、塩化アルミニウムを１平方メートルあたり１・２キロまいたところ、２年後には外来種は２％にとどまり、チガヤなどの在来種が９８％に復活。散布しない区画では外来種４１％、在来種５９％だった。【安味伸一】

6　http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120110-00000014-ism-socc
■なでしこ澤がFIFAバロンドールを受賞　日本勢は三冠

ISM 1月10日(火)11時44分配信
　現地時間９日、FIFA（国際サッカー連盟）の年間表彰式がチューリヒで行なわれ、2011年度の女子FIFAバロンドール（年間最優秀選手賞）に、なでしこジャパンのMF澤穂希（INAC神戸）が選出された。

　昨年に行なわれた女子Ｗ杯で優勝を果たし、FIFA（国際サッカー連盟）主催の国際大会で男女を通じて初の栄冠に輝いたなでしこジャパン。主将としてチームを牽引した澤は、大会MVPと得点王に輝く活躍を見せた。

　鮮やかな着物姿でこの日の表彰式に出席した同選手は、FIFAの公式HP上で受賞の瞬間は頭が真っ白になったコメント。「今回の受賞は私だけのものではありません。監督、チームメイト、家族など私の周りにいる素晴らしい人たちのおかげで、私はプレーできています」と、支えてくれた人たちへの感謝の言葉を口にした。

　さらに、「日本では昨年に東日本大震災が起き、多くの方々が被害に遭われた。私たちにはサッカーをする以外になかったけど、本当に沢山の方が私たちの優勝で勇気づけられたと言ってくれたし、何らかの形で国民を助けることができたということはとても嬉しかった」と述べ、特別な１年を振り返った。

　また、メダル獲得が期待されるロンドン五輪について、澤は「個人的な賞のことは考えていないし、チームとして勝ちたい。今年の夏も金メダルを取りたい」と、２年連続での世界タイトルに意気込みを表している。

　なお、なでしこジャパンの佐々木則夫監督も女子の最優秀監督賞を受賞。またJFA（日本サッカー協会）もフェアプレー賞に選出され、日本勢は三冠を達成している。

最終更新:1月10日(火)11時44分