アルカイダ系指導者アウラキ師殺害、米国で合法性めぐり論争
  「推定無罪の原則を守るべき国が裁判所の許可を得ずに市民の生命を奪うことができるのかどうか」というのも問題だし、「インターネットなどを通じた反米演説でアルカイダへの勧誘に成果をあげ影響力を強めている」というだけでアメリカ国家が殺害をしているというのも、むちゃくちゃなことをしているといわねばなりません。
<米国>「ウォール街デモ」各地に飛び火
  「行き過ぎた市場主義に異を唱える運動」「我々のシステムは壊れている」と訴え、大企業や富裕層による富の独占を批判した。考えると、リーマンショック(2008年9月15日)以来、経済の仕組みは何も解決していない、というのが実感だ。
世界選手権からの報告(4) なでしこ 浮かれない
  この記事を読むと、いままでの(女子ワールドカップ優勝までの)苦難の道のりが分かります。「わたしたちに女子の未来がかかっている」というのはいまの主将・沢にも受け継がれているわけですね。
発足3年目の韓国女子サッカーリーグ、課題が山積
  韓国女子サッカーの置かれている実情の一端が分かります。
INAC神戸の連勝止まる 後半33分から3点差追いつかれる
  「菅沢」という選手は、8月19日に行われた「東日本大震災復興支援チャリティーマッチ なでしこジャパン×なでしこリーグ選抜」にも出ていました。このチャリティーマッチ試合では、木龍という選手も活躍していたのが印象に残っています。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111003-00000001-wsj-int
■アルカイダ系指導者アウラキ師殺害、米国で合法性めぐり論争

ウォール・ストリート・ジャーナル 10月3日(月)10時0分配信
 イエメンを拠点とするテロ組織「アラビア半島のアルカイダ」の指導者で米国籍のアンワル・アウラキ師を、9月30日に米中央情報局(CIA)が無人機で殺害したとされていることについて、合法だったのか、さらには道義的に許されるのかをめぐって米国で論争が起きている。問題は、推定無罪の原則を守るべき国が裁判所の許可を得ずに市民の生命を奪うことができるのかどうかである。

 アウラキ師は、オバマ大統領によって米国の安全保障にとって危険な人物として「殺害標的リスト」に加えられた最初の米国民とみられているが、米政府は同師を正式起訴しておらず、同師の罪状を証明する具体的な証拠も明らかにしていない。同師はここ数年、インターネットなどを通じた反米演説でアルカイダへの勧誘に成果をあげ影響力を強めている。

 アウラキ師の父親は、同師が殺害標的リストに載せられたといわれる件について違法として裁判を起こしたが、連邦地裁は海外在住の米国市民の殺害を認めるとの大統領決定は「法的に検討を加えられないもの」として訴えを退けている。

 外国情報監視法(FISA)によれば、米政府は海外在住の米国民を盗聴するには裁判所の秘密許可を求める必要がある。連邦捜査局(FBI)は同法に従って裁判所の許可を得た上で、2009年にアウラキ師の電子メールを盗聴した。

 米司法省は、今回のアウラキ師殺害でFISAに基づく裁判所令があるかどうかだけでなく、殺害標的リストが存在するのか、アウラキ師が同リストに載っているのかも明らかにしていない。しかしオバマ政権は、戦争関連法により政府にはテロリスト集団に加わり米国に差し迫った脅威を与えている米国民を殺害する権利が与えられていると主張している。

 米議員の多くは、今回のアウラキ師の殺害を歓迎しているが、共和党大統領候補の一人であるロン・ポール下院議員(テキサス州)は、超法規的に米国民を殺害したことに困惑していると、不快感を示した。

 テキサス大学のロバート・チェスネー法学部教授は、米政府にはアウラキ師を逮捕する手段がなかったことを理由に、同師の殺害は憲法違反とは思わないとの見解を表明している。一方で、米人権自由協会(ACLU)の弁護士ジャミール・ジャファー氏は、「大統領が法的に検討を加えられない権限を行使して米国民を殺害するのは間違いだ」と批判する。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111003-00000017-mai-int
■<米国>「ウォール街デモ」各地に飛び火

毎日新聞 10月3日(月)10時58分配信
 【ニューヨーク山科武司】世界金融の中心地、米ニューヨーク・マンハッタンのウォール街周辺で経済格差の拡大に抗議する若者らのデモは700人以上が逮捕された翌日の2日も続き、1500人以上が集会に参加した。行き過ぎた市場主義に異を唱える運動はボストンやシカゴ、西海岸ロサンゼルスなど全米各地で拡大している。

 デモ隊の拠点であるマンハッタン南部のズコッティ公園は2日、警官が取り囲み、通行人が様子をうかがおうとして立ち止まろうとすると「交通の邪魔になる」と立ち去るよう促した。集会の参加者は「たとえ1人が逮捕されても、2人が(運動に)参加する」などと書かれたプラカードを掲げ、警官と無言でにらみ合った。

 周辺では、米経済紙ウォールストリート・ジャーナルをもじった自前の新聞「オキュパイド・ウォールストリート(占拠されたウォール街)・ジャーナル」が配られた。「革命が始まっている」との見出しの記事は、今回の運動を1960年代の平和運動や中東の民主化運動「アラブの春」になぞらえ、「米国も歴史の節目にある」と指摘。「2500万人以上が無職で、5000万人以上が健康保険を持っていない」「我々のシステムは壊れている」と訴え、大企業や富裕層による富の独占を批判した。

 抗議運動はインターネットの会員制交流サイト・フェイスブックや簡易ブログ・ツイッターなどを通じて賛同者を増やしている。デモ参加者の一人はAP通信に「私たちの活動を伝える動画を見ている視聴者は3万人以上いる」と語った。

 ボストンでは連邦準備銀行の近くに若者が集まり、テントを張って抗議。米メディアによると、ロサンゼルスなどでも抗議運動が行われたという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111003-00000084-san-spo
■世界選手権からの報告(4) なでしこ 浮かれない

産経新聞 10月3日(月)7時55分配信
 【体協・JOC100年 未来への助走】第4部

 「世界一」の称号は、彼女たちを一躍、アイドルに仕立てた。7月にドイツで行われたサッカーの女子W杯を初制覇した“なでしこ”たちは、テレビ、新聞、雑誌に毎日のように登場している。

 団体としては初となる国民栄誉賞を受賞、9月上旬に中国で開催された来夏のロンドン五輪予選も苦しみながら突破した。協会、スポンサーが弾んだ各種ボーナスに始まる“特需”が続く。

 INAC神戸、同チームに所属する沢穂希ら代表選手7人には食品大手のスポンサーがついた。MF宮間あやが所属する岡山湯郷のメーンスポンサーには地元企業が手を挙げた。沢、宮間、W杯で一気に知名度を上げた川澄奈穂美(INAC神戸)らにはCM出演以来も殺到する。それでも選手たちの言葉からは、過去から未来にバトンをつなぐ使命感があふれ出る。

 沢は「サッカーをやっている子や未来にサッカーをやる子を増やしていきたい」と語り、宮間は「たくさんの先輩がいたから優勝できた。ありがとう、と伝えたい」と笑った。史上最高のブームとは対照的に、多くの選手の生活は、仕事をしながら練習、試合に精を出す状況が続いている。

 ◆経済情勢に翻弄

 わずか3年前。現在では想像できない悲劇が起きた。2008年10月10日、サッカー女子なでしこリーグ1部、TASAKIの休部が明らかになった。運営母体、田崎真珠(本社・神戸市)の経営悪化に伴う再建策で消滅の憂き目にあった。

 同年夏の北京五輪女子サッカーで、日本は史上初の4位に躍進。上げ潮ムードに冷や水が浴びせられた。TASAKIには北京で躍動した池田浩美主将らがいた。池田は「チームを移籍してサッカーを続ける力は残っていない」と引退した。

 女子サッカーの浮き沈みは激しい。1990年代はバブル経済の恩恵を受け、企業が経営に参入。世界の一流選手が日本に集い「世界一のリーグ」と呼ばれた。バブルがはじけると一転、99年までに松下電器、プリマハムなどが撤退し、2000年シドニー五輪出場を逃すと「地獄」だった。

 00年の観客動員は過去最低の1試合平均180人に落ち込んだ。04年アテネ五輪8強、08年北京五輪4強と成績を残しても、人気は多少の回復が見えた程度だった。成績、経済情勢に翻弄された歴史は、選手たちの胸に深く刻まれている。池田は北京五輪中、「わたしたちに女子の未来がかかっている」と言い続けていた。

 ◆ようやく市民権

 日本女子サッカーリーグは先月16日、クレジットカード会社の三井住友カード(本社・東京)とスポンサー契約を締結した。なでしこリーグ、下部リーグの冠スポンサーに続く2社目の契約だった。

 北京五輪4位と今回のW杯優勝の違いを、リーグの田口禎則専務理事はこう指摘する。「北京はブームに近い。今回は“市民権”を得た。沢、宮間の名前は多くの人が知っていますから」

 競技の繁栄には勝利、資金、普及の3要素の好循環が求められる。国際舞台で結果を残し、必要な資金も集まり始めた。田口専務理事は「今後は草の根を拡大する方法を考えたい」と訴える。

 日本サッカー協会のデータでは06年以降、女子の選手登録数は2万5千人前後で推移。100万人ともいわれる米国やドイツなど「大国」との差は大きい。全国中体連などの資料では、全国の中学女子サッカー部は625、さらに高校は627。裾野も狭い。

 リーグでは13年までに試合を有料化、各チームが入場チケットをスポンサー獲得や地域密着を実現するための“切り札”として使う環境を作る。リーグ所属の女子チームがない地域での試合やサッカー教室を行い、テレビ放映権は購入しやすい価格設定で-。田口専務理事はこう締めくくった。「現在の熱がずっと続かないのはわかっている。どこまで下げ幅を小さくできるかが勝負です」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111002-00000009-yonh-spo
■発足3年目の韓国女子サッカーリーグ、課題が山積

聯合ニュース 10月2日(日)15時52分配信
【報恩聯合ニュース】韓国の女子サッカー実業リーグ、「WKリーグ(Women’s Korea Football League)」が先月29日のチャンピオン決定戦を最後に今シーズンの幕を閉じた。
 発足3年目のWKリーグは今年2チームが新設され8チームになるなど徐々に成長を続けている。今シーズン優勝チームの高陽大教は開幕後16節まで勝ち続けてリーグ首位を決めた。同チームは昨シーズンから23連勝を記録した。17節でライバルの現代製鉄と引き分け、連勝記録は止まったが、男子を含む韓国サッカーリーグで連勝の金字塔を打ち立てた。
 ただ、韓国女子サッカー連盟の管理能力は期待に及んでいないと評価されている。発足して3年目を迎えたが、試合記録管理すら電算化されず、手作業で行っているのが実情だ。そのため、得点者が間違って登録されるなど、ミスが続発している。
 ファンサービスへの批判も出ている。連盟のホームページには試合日程やチーム順位など基本的な内容以外は特に情報がなく、関心の高いファンのニーズを満たせずにいる。
 シーズン中には別途の予告や説明もなく、2週連続で試合当日に場所が変更されることもあった。何よりも問題なのはファンに足を運んでもらうための努力すら行っていないことだ。
 連盟側は「今シーズンはさまざまな問題点を確認した。記録電算化など基本的な部分から次第に改善していく」と話している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111001-00000031-dal-socc
■INAC神戸の連勝止まる 後半33分から3点差追いつかれる

デイリースポーツ 10月1日(土)15時17分配信
 「プレナスなでしこリーグ、INAC神戸3‐3新潟」(1日、テクノポート福井)

 INAC神戸の連勝が9で止まった。前半からINAC神戸が主導権を握ったが、3‐0の後半33分から新潟が猛反撃で3点差を追い付いた。

 INAC神戸は前半32分、FW川澄からのラストパスを大野が決めて先制。1‐0の同43分には、大野のスルーパスからFW米津が2点目を挙げた。2‐0の後半3分にも、川澄、大野のワンツーで3点目を追加した。

 新潟は後半33分、FW菅沢がペナルティーエリア内でフリーになって1点目。同42分にはMF上尾野辺のロングボールをDF北原が頭で合わせて2点目。同43分にも相手DFを振り切った菅沢が同点ゴールを決めた。



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