最近、活発に「AVG Anti-Virus」がメディアに取り上げられています。私は、まだ使ったことがないのですが「ファイアウォールなどが搭載されていない」というところが、使いやすいかもしれません。ファイアウォールは、Windows 付属のものを使えばいいという考えからです。「64bit版もサポートする」というところもいいですね。
無料セキュリティソフト「AVG Anti-Virus 9.0」日本語版公開 -INTERNET Watch
株式会社コージェンメディアは15日、オランダのAVG Technologiesが開発したセキュリティソフト「AVG Anti-Virus Free Edition 9.0」日本語版を公開した。同社サイトから無料でダウンロードできる。対応OSはWindows 7/Vista/XP/2000。64bit版もサポートする。
「AVG Anti-Virus Free Edition 9.0」は、ウイルス/スパイウェア対策やフィッシング対策、メールスキャン機能などを搭載するセキュリティソフト。最新版ではウイルス/スパイウェアのスキャン機能を高速化を最優先課題として開発したという。
新開発のスキャナでは、初回スキャン時にファイルを安全か、もしくは危険が潜む可能性があるかを分類。ファイル構造に変更がない限り、安全とされたファイルは次回以降のスキャンを実行しない。また、PCの起動時間とメモリ消費量も10~15%改善したという。
このほか、GoogleやYahoo!、Bing/MSNの検索結果画面においてリンク先の安全性を確認できる「リンクスキャナ」機能などを搭載する。
なお、「AVG Anti-Virus Free Edition」はAVG有料製品の機能制限版。無料版には個人情報保護機能やファイアウォールなどが搭載されていないほか、テクニカルサポートも提供されない。非商業的な目的で、個人でのみ使用可能となっている。
「約2億ドル」というと、200億円ということで、資金的には問題なく開発できる環境のようです。何故、そこまでするのか、イマイチよくわからないですが、いずれにしても無料で使えるというのはありがたいです。
セキュリティソフトのAVGに、老舗ファンドが2億ドル出資 -INTERNET Watch
セキュリティソフトを開発しているオランダのAVG Technologiesの株式を、老舗ファンドが約2億ドルで取得したことが、14日までに明らかになった。
AVG Technologiesは、統合セキュリティソフト「AVG Internet Security」や、非商用ならば無料で利用できるウイルス対策ソフト「AVG Free」などでよく知られる。
今回、AVG Technologiesに出資したのは、1968年に設立され、160億ドルの資金を運用する老舗ファンドのTA Associatesだ。同社は、AVG Technologies株を2億ドル以上で購入し、少数株主となった。
AVG Technologiesには、すでにEnterprise Investors、Benson Oak Capital、Intel Capitalが出資している。
出資の理由についてTA Associatesでは、AVG Technologiesが過去数年にわたり、LinkScannerやビヘイビアテクノロジーなどの戦略的買収を行ってきたこと、さらに8000万以上のユーザーがいることを挙げている。
AVG Technologiesでは、数カ月のうちに、中小企業やコンシューマー向けの何らかの発表を行うことも明らかにした。
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