NHK-FMで例年放送されるバイロイト音楽祭があります。私はといえば、MDに録音しています。今年も録音します。パソコンに直接取り込んでも良いのですが、MDの方がなにかと編集などしやすいので、一旦MDにして、そのあとパソコンに取り込みます。今日は、楽劇“ラインの黄金”です。指揮は、クリスティアン・ティーレマンで、この人が出てこないと始まらないという感じです。 Read the rest of this entry »
金曜日の夜(2008/11/21)NHK教育テレビを観ました。イタリア人指揮者のムーティは、スタイリッシュな指揮で好きな指揮者の一人です。
今回の曲目は、
- ロッシーニの「セミラーミデ」序曲
- バレエ音楽「妖精の口づけ」によるディヴェルティメント(ストラヴィンスキー)
- チャイコフスキーの交響曲第5番
セミラーミデ序曲もチャイコフスキーも好きです。特にチャイコフスキーの5番は、ムラビンスキーのレニングラード・フィルの演奏をよく聴くので、比べてみたりして聴いていました。今回のウィーン・フィルハーモニーの演奏は、いつもそうですが、非常に洗練されていて上品なものでした。力強さという点では、レニングラード・フィルが勝っているように思います。第4楽章の終わりの方で指揮者ムーティが嫌な顔をしたのを見逃しませんでした!おそらく、指揮者の意図した通りの演奏をしなかったのではないでしょうか。チャイコフスキー・ファンなら誰しもそうでしょうが、そのあとの最後の方でトランペットが咆哮するのをみていて胸に熱いものがこみあげてくるのを禁じ得なかった。画面を見てて気が付いたのですが、ウィーン・フィルハーモニーにも女性奏者が何人か在籍するようになったのですね。初めて知りました。
日本公演 サントリーホール 2008/09/23
これは、クラシックファンにはありがたい企画です。先ほどダウンロードしてみましたが、10曲ともビットレートが 320kbps というものです。10曲で、全部の合計ファイルサイズが、956MB ありました!! これは、本格的です!! 普通、私などは、音楽CDをリッピングする場合、120kbps か 160kbps でリッピングして iTunes に納めていますので、320kbps というのは、如何にすごいかがわかります。パソコンをステレオにつないで聴きたくなります。私は、オーディオファンでもあるので、この企画わくわくしています。
しかも、それだけではなくて、1曲1曲にジャケット写真と英文の解説も付いています。至れり尽くせりです。しかも無料。音源は11月24日(2008年)までの期間限定で公開されています。
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のライブ音源無料ダウンロードサービス
オランダの名門オーケストラ、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団は今年創立120周年を迎えた。ロイヤル・コンセルトヘボウといえば、多数の名盤やたびたびの来日演奏でその実力を証明している世界トップクラスのオーケストラ。そのコンセルトヘボウ管が120周年を記念して、ラジオ局Radio4 のウェブサイト経由で10曲の交響曲のライブ録音を無料配布している。しかも、ストリームで聴かせてくれるのではなく、mp3をダウンロードさせてくれるのだ! これまでもいくつかのオーケストラや放送局がライブ音源をオンデマンドで聴かせてくれる企画はあったが、ダウンロードまで可能なサービスは珍しい。
1. シューベルト:交響曲第8番(第7番)「未完成」 ニコラウス・アーノンクール指揮(1997年)
2. ベートーヴェン:交響曲第2番 マリス・ヤンソンス指揮(2002年)
3. メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」 キリル・コンドラシン指揮(1979年)
4. フランク:交響曲ニ短調 マリス・ヤンソンス指揮(2004年)
5. マーラー:交響曲第1番「巨人」 レナード・バーンスタイン指揮(1987年)
6. ドヴォルザーク:交響曲第8番 カルロ・マリア・ジュリーニ指揮(1990年)
7. サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン」 チョン・ミョンフン指揮(2005年)
8. シベリウス:交響曲第2番 マリス・ヤンソンス指揮(2005年)
9. ブルックナー:交響曲第8番 マリス・ヤンソンス指揮(2005年)
10.ブラームス:交響曲第2番 マリス・ヤンソンス指揮(2004年)
バイロイト音楽祭が好きな人は、49ユーロを払っても観たいのだろう。その気持ちはわかる。だが、音楽祭ホームページが英語で書かれているならいいのだが、当然にもドイツ語で書かれているので、ちょっとね、という感じです。日本語でホームページができていれば、かなりの数の人が観るのではないでしょうか。ブロードバンドが発達している日本では、環境が整っているから。ドイツのブロードバンドはどうなのか?
いま、いろいろ観ていたら英語で書かれている入り口を見つけました! テストビデオを観てみましたが、日本でブロードバンドでインターネットにつなげていれば問題ないようです。あとは、英語が理解できるかとクレジットカードを持っているかです。
バイロイト音楽祭、初のネット中継へ…視聴料は8200円 : 文化 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
バイロイト音楽祭、初のネット中継へ…視聴料は8200円
【ベルリン=中谷和義】ドイツの作曲家リヒャルト・ワーグナー(1813~1883年)の歌劇を上演するバイロイト音楽祭が来月、初めてインターネットで中継されることになった。
ワーグナー自ら設計した劇場で毎年夏に開催される同音楽祭は「世界でもっともチケット入手が困難」ともいわれるだけに、注目を集めそうだ。
中継されるのは、「ニュルンベルクのマイスタージンガー」。
事前に音楽祭ホームぺージ(www.bayreuther‐festspiele.de/livedabei)に登録し、料金49ユーロ(約8200円)を支払えば、7月27日午後4時(日本時間同日午後11時)から6時間半の公演を視聴できるほか、8月2日まで録画視聴もできる。
(2008年6月28日23時38分 読売新聞)