自民党政治も末期的症状を呈していて、のたうち回っている!! 去年の安倍政権投げだし、そして今回の福田政権投げだし。もう、自民党は立ち直れないだろう。たらい回し政権はつくるだろうが、2度の政権放棄で自民党政治の終焉を迎えたのは確かだ。
最近は、福田自身、記憶力が悪くなっていたのは誰の目にも明らかになっていて、気力も衰えたのだろう。国民の支持率は、父親の福田赳夫総理の時と同じく低迷していたのは言うまでもない。
福田首相が辞意:朝日新聞
福田首相は1日、辞任する意向を固め、複数の自民党幹部に伝えた。午後9時半から緊急に記者会見して、表明する。
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2008年09月02日 at 11:28 AM
《参考記事》
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080902-00000006-yom-pol
またしても政権投げ出し、政治の責任自覚せよ…読売政治部長
9月2日3時8分配信 読売新聞
またしても、政権が投げ出された。昨年の安倍前首相の辞任から1年もたっていない。舵(かじ)取り役が次々と姿を消していく日本政治の混迷ぶりは国民をあきれ果てさせるだけでなく、国際社会の不安も増幅させる。
なぜこのタイミングなのか。8月に内閣改造を断行し、就任後初めて自前の内閣を作ったばかりだ。改造はこの体制でいずれ衆院解散に打って出るというメッセージと、多くの人が受け止めたはずだ。
もっとも、冷静に分析すれば、とても首相の手で解散できるような状況ではなかった。内閣支持率は改造効果もなく低迷を続けた。自民党だけでなく連立相手の公明党からも「福田首相では選挙は戦えない」との声が半ば公然と聞かれるようになった。衆院議員の任期が残り約1年となる中、与党内の「福田離れ」が急速に進んでいた。
辞任の理由について首相は、新しい体制での政策実現の必要性を強調した。確かに、政治空白を最小限に抑えるためには、臨時国会召集前のこの時期が最善だったのかも知れない。
しかし、景気低迷をはじめ内外に難題山積の中での今回の辞任劇のダメージは計り知れない。
「4年堅持できないような人は(首相に)ならないほうがいいです。1年間を全力投球でやりますなんて言う人は駄目ですよ」
3年前に出版された対談本での首相の言葉だ。福田政権が1年と持たなかった今となっては、その言葉も空しい。昨年7月の参院選以来続く「ねじれ国会」の中で、日本政治の「失われた1年」が過ぎ、なお出口が見えてこない。
後継首相が速やかな解散を迫られるのは間違いないが、野党第1党の民主党は選挙に追い込むことを最優先にして政策論議を拒否すべきではない。日本の針路を見すえた論議を真剣に戦わせるのが政党のあるべき姿だ。政治全体の責任が問われている。(政治部長・赤座弘一)
最終更新:9月2日3時8分