私はインストールして試していはいないのですが、評判はいいみたい。普段は、ATOK 2009 を使っていますが、「Google日本語入力」をインストールしておいて入力内容によって切り替えて使ってみるのもいいかもしれません。そのうち試してみようと思っています。

追記 2009/12/23
実際に使ってみました。スゴイ!の一言です。性能は申し分ありません。私は、「かな入力」で使っていますが、入力するとすぐ「候補(サジェスト)」が表示され、その候補が優れています。
「めりくり」⇒「メリークリスマス」
「えべつ」⇒「えべつやきもの市」
と、表示してくれます。ローカルなイベントも辞書に載っているようです。
しかし、「あけおめ」⇒「あけましておめでとう」とは表示されなかった。
キー設定の選択を「ATOK」にして使っているので、今までと違和感がありません。更に、学習機能も優れています。
「きしゃがきしゃできしゃした」⇒「記者が汽車で帰社した」と変換されます。すごい!

グーグル、日本語入力ソフト「Google日本語入力」を公開 -INTERNET Watch

 グーグルは3日、日本語入力ソフト「Google日本語入力」ベータ版を公開した。対応OSはWindows 7/Vista/XP(32bit版のみ対応)およびMac OS X 10.5以上。

 「Google日本語入力」は、グーグルが新たに開発した日本語入力ソフト。ネットワーク経由での変換ではなく、辞書や変換エンジンはPC側で持っているため、オフラインでも利用できる。単語の辞書は、Webから機械的・自動的に生成することで、新語、専門用語、芸能人の名前などを網羅的に収録。また、高い変換精度を実現するために、Web上の大量のデータから統計的言語モデルを構築し、変換エンジンを構成しているという。

 機能面では、ユーザーの入力パターンに合わせて変換候補を表示するサジェスト機能や、入力途中の文字から単語を推測する予測変換機能などを搭載。また、日本語モードのまま「hっtp:・・」と入力すると「http://」に自動的に変換されるなど、URLの入力もしやすいように工夫されている。

 グーグル日本法人の公式ブログによれば、Google日本語入力は、グーグルのソフトウェアエンジニアである工藤拓氏と小松弘幸氏の「20%プロジェクト」により開発を開始。工藤氏はGoogleの「もしかして」機能を担当しており、誤変換に起因するスペルミスを「もしかして」のシステムが高い精度で修正していくことから、「Google日本語入力」の可能性を確信したという。

 また、別のチームにいた小松氏はオープンソースの日本語入力システムの作者で、工藤氏と小松氏の2人で始めたプロジェクトには、その後Anthy、skkime、MeCabなどの日本語処理システムや日本語入力システムの開発に携わっていたエンジニア、各種OSの開発経験者などが参加。「Google日本語入力」には、こうした自然言語処理や各種プラットフォームの開発経験者たちのノウハウが凝縮されたものだとしている。

PCオンライン編集部によると

【Google探検隊】
これからは日本語入力もGoogle?(第117回)
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_57292_308751_5

 実際に使ってみて「これでまだベータ版?」と驚いた。
 筆者が比較的短い入力文字数で変換キーを押すせいもあるだろうが、変換の精度は非常に高い。
 それに短い文字数で変換したくなるのには理由がある。
 Webから自動生成したという辞書によるサジェスト機能がとても面白いのだ。
 「しんがた」と入力すれば、それだけで「新型インフルエンザ対策」という候補があらわれる。これではつい確定したくなってしまう。
 人名なども、「ちょうそかべ」と入力すれば「長宗我部元親」になる。歴史好きにはたまらない。「くるまたに」で「車谷長吉」になる。小説好きにもたまらない。

【佐藤信正「Googleウォッチング」】
【速攻レビュー】「Google日本語入力」の脅威と課題
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_57292_308751_6

 グーグルは2009年12月3日、突然「Google日本語入力」のベータ版を公開した。Windows版だけでなく、Mac版もある。Windowsに標準添付のMS IMEや、市販品であるジャストシステムのATOKのように日本語入力を補助する機能で、通常ローマ字やひらがなで入力した日本語を漢字混じりの日本語に変換する。
 現在、日本のパソコン環境では高性能な日本語入力が期待されている。象徴的なのは、かつてマイクロソフト会長だった古川享氏の指摘だ。やや特殊な環境下での不都合もあるが、日本語変換の問題に困惑したようすがうかがえる。全体的にもWindowsパソコンではMS IMEの性能が落ちていると言われている。そこへ突然、Googleの日本語入力が登場した。性能はどうか。一言で言えば、スゴイ。現状ベータ版であるが文章を執筆するのに十分な実用レベルにある。

・関連記事
グーグルの「Google日本語入力ベータ」の実力は?
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_57292_308751_7

グーグルが日本語入力ソフトを公開
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_57292_308751_8



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