こういう新聞記事を読むと、いつも思うのですが、どうしてこの教師はこのような暴言を吐いたのか?書かれていないので、ただ「ひどい教師だな」で終わってしまいます。中途半端な記事だと思う。もっと、読者としては、突っ込んだ内容を知りたい。「弁護士会人権擁護委員会に人権救済を申し立てていた」ぐらいですから、もっといろいろあったはずです。教師側と話し合ってもらちがあかなかったはずです。そこを知りたい。また、この記事が出ることによって生徒に影響は出ないのか、心配です。

沈没事故で父失った生徒、教諭「暴言」で適応障害 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 長崎県平戸市沖で昨年4月に起きた巻き網船「第11大栄丸」沈没事故で、父親を亡くした同県佐世保市、私立西海学園高(菅沼宏比古校長)の女子生徒(17)が、昨年4月末頃、古典の授業で男性教諭(50歳代)から「親が死んだことは風流だ。人はいつ死ぬかわからん」などと言われ、適応障害になったとし、同県弁護士会人権擁護委員会に人権救済を申し立てていたことが分かった。

 生徒はその後、教諭の姿を見るだけで息苦しくなり、8月には教諭に「具合が悪くなるのはおれのせいか」などと詰め寄られた。11月に適応障害と診断され、今年3月までの約5か月間、不登校になった。現在は復帰している。

 同校によると、昨年8月に家族から連絡を受け、9月に教諭と校長が生徒宅を訪問して謝罪した。

 菅沼校長は「生徒の心を傷つけるきっかけになったのは間違いなく、配慮に欠けていた」と話している。
(2010年7月19日22時05分 読売新聞)



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