開発環境がウイルスで汚染というのは初めて聞きました。ダウンロードしたプログラムも念のためウイルスチェックするくらいの注意深さが必要かもね。
開発環境「Delphi」がウイルス汚染、作成したソフトをウイルス化 -INTERNET Watch

 プログラム開発環境「Delphi」を狙ったウイルス「Induc」による感染事例が多数報告されているとして、セキュリティベンダー各社が注意を呼び掛けている。

 「トレンドマイクロセキュリティブログ」によると、Delphi(バージョン4.0/5.0/6.0/7.0)がインストールしてあるマシンが「TROJ_INDUC.AA」(トレンドマイクロによる呼称、以下同)に感染すると、Delphiで使用するライブラリ「SysConst.dcu」に不正なコードを追加されることで「TROJ_INDUC.AA」自身に置き換えられる。以降、こうして“汚染”されたDelphi環境で、このライブラリを含むプログラムをコンパイルすると、そのプログラムまでもが「PE_INDUC.A」としてウイルス化することになる。

 トレンドマイクロでは、ウイルス化したプログラムの報告を多数受けているとしており、「その一部はオンラインソフトとして正規に配布されているものであることも特定している」という。

 トレンドマイクロのウイルスデータベースで「PE_INDUC.A」の感染状況を見ると、8月20日以降、2500台以上の感染が確認されている。特にアジア地域は2000台近くあり、日本にも約400台の感染が報告されている(8月22日午前2時現在)。

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