せっかく Movable Type 4.261 をある程度使いこなせるようになったのに、もう、バージョンアップですか! という率直な感想です。でも、バージョンアップの内容を検討してみると、魅力的な内容ではあります。ただ、ほとんどの個人ユーザーの関心は、再構築がどうなのよ?ということだと思います。「さくらインターネット」等のレンタルサーバーで、さくさく再構築できないとユーザーは離れていくでしょう。あるいは、再構築にもっと何らかの工夫を施すとかしないと、現状では非常に厳しいです。
Movable Type 5 を扱っている有名どころのブログを読んでみましたが、再構築の問題点を取り上げているところは、私のみた範囲では皆無でした。Movable Type で商売にしている人達ってのは、立派なサーバーで仕事をしているせいか、再構築に頭がいかないようです。個人ユーザーは、とても劣悪なサーバー環境で運用しているので、ここが大きな視点の違いでありますね。インターフェースを軽くして(技術のかたまりにしないで、もっとシンプルに!)、さくさく再構築できるようにしてほしいですね。
「Movable Type 5」8月上旬にベータ公開、正式版は10月 -INTERNET Watch
シックス・アパートは8日、ブログ構築ソフトの最新バージョン「Movable Type 5」を発表した。CMS機能などを強化したほか、価格体系を見直した。2009年8月上旬にベータ版を公開し、10月に正式版を発売する。
Movable Type(MT)はバージョン4以降、CMS機能の強化を図っており、ブログだけでなく、Webサイトの構築・運営・管理を支援するソフトとしている。今回のバージョン5では、管理画面のデザイン刷新や、ユーザビリティの向上を図っている。
従来、MTでサイトを構築する際は、コンテンツごとにブログを作成し、複数のブログの集合体でサイトを構成していたが、今回からMT上で静的なページやフォルダを直接作成・管理できるようになり、実際のコンテンツ構造に合ったサイト設計が可能になった。
このほか、無償の個人ライセンスも引き続き提供する。個人所有のサーバーやレンタルサーバーで利用するための非商用ライセンスだが、アフィリエイトの設置は可能。ソフトバンク・テクノロジーが運営するECサイト「ECバイヤーズ」でダウンロードできる。
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