対中国戦は、1,2,3セットをビデオで再度観ると、そんなに劣勢ではなかった。ただ、エース王一梅の強打にやられた。1、2セットをデュースに持ち込めなかったのが敗因なのか? 素人考えですが。 それに対して、トルコ戦は、安心してみていることができました。
2010女子バレーボール世界選手権/東京
世界バレー 日本、トルコ破る 2次ラウンド (毎日新聞) – Yahoo!ニュース
毎日新聞 11月7日(日)20時14分配信
バレーボール世界選手権の第16回女子大会第7日は7日、東京・代々木第1体育館など2会場で2次ラウンド8試合を行い、E組の日本(世界ランク5位)はトルコ(同22位)を3-1で降した。同組は5戦全勝のロシアを4勝1敗の日本が追う展開で、セルビアと韓国が3勝2敗で続く。日本が9日の韓国戦に勝ち、セルビアがロシアに敗れれば、同組2位以内が確定し、準決勝進出が決まる。F組ではブラジルが全勝を守ったが、米国がイタリアに敗れて、今大会初黒星を喫した。
日本は第1セットを井上香織(デンソー)のサービスエースなどで逆転で先取。第2セットは奪い返されたが、第3、4セットは江畑幸子(日立)のスパイクなどで制した。
◇佐野が好レシーブ、相手エースのプレッシャーに
トルコのサウスポー、ダニエルは強烈なアタックと絶妙のフェイントを織り交ぜるのが持ち味で、1次ラウンドは全選手でトップの1試合平均26得点。しかしこの夜の日本戦では13得点と半減した。絶対的なエースを止めたのは、159センチのリベロ佐野だった。
伏線は日本が奪われた第2セットにあった。佐野はこのセットで、ダニエルのフェイントに飛び込んで好レシーブを見せた。「沙織(木村)から『(ダニエルは)ブロッカーが取れない所に落としてくるので、お願いします』と言われていた。一か八かだったが、あれで相手に重圧をかけることができた」と佐野。フェイントを使いにくくなったダニエルのスパイクは単調になり、第3セットには日本のブロック陣のえじきになった。
佐野は第3セットでも、ダイビングしながら右手を伸ばし、ボールがコートに落ちる直前に手の甲でボールを受ける好レシーブを連発。江畑らのアタックにつなげた。
守備の専門家であるリベロは、アタッカーに比べ脚光は浴びにくく、ミスをすれば批判の矢面に立つ。そんなつらい役割を黙々とこなす佐野は「早いうちに相手のエースがつぶれてくれた」と一人静かに勝利の喜びに浸った。真鍋監督が重視してきた日本伝統のレシーブ力で、メダル獲得の前提となる準決勝進出に一歩前進した日本。中心に、小さな背番号6がいた。【高橋秀明】
○…この日21歳の誕生日を迎えた江畑が、チーム最多の24得点をマークし、勝利に大きく貢献した。特に第3セットでは練習を積んできたバックアタックの決定力が高く、課題のブロックでも2得点を挙げた。「いい誕生日を迎えることができた」。前夜の中国戦に敗れた責任を感じていた江畑に、笑顔が戻った。
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