ワールドカップ優勝効果で徐々にサポート体制が整いつつあります。これがどの程度の効果が期待できるか、素人にはなかなか判断がつきませんが、サッカーに集中できることを期待しましょう。

なでしこに栄養士が帯同 ロンドン金へ文科省が強力サポート (スポーツ報知) – Yahoo!ニュース

スポーツ報知 8月16日(火)8時2分配信
 9月から始まるロンドン五輪アジア最終予選(中国)に挑むなでしこジャパンに、新たに2人の栄養士が帯同することが15日、分かった。文部科学省が五輪でメダル獲得有望な種目を特別支援する「マルチサポート事業」の予算がつくもの。活動費用を援助する助成金も月額1人10万円から20万円に倍増することが決定し、予選に向けたサポート態勢が整った。

 3大会連続の五輪切符獲得へ、なでしこジャパンに心強い援軍が登場する。初優勝したドイツW杯では「マルチサポート事業」から動作分析のスタッフ2人とトレーナー1人が帯同。文科省関係者は「9月の予選はプラスアルファでサポートしていきます」と、3人の他に栄養士が加わることを明かし「良いコンディション作りのための食事指導などを行うことになるでしょう」と続けた。

 男子A代表の公式戦の遠征には常に専属シェフが帯同するが、女子は現地のホテルでの食事が中心。ドイツW杯ではスタッフが日本食を持参し、ポツダムに所属するFW永里優季の知人から日本食の差し入れも届いていたため「食事の不自由は感じなかった」(協会関係者)という。ただ今回の予選の開催地は中国で、日本食レストランもドイツよりはるかに少ない。栄養士のアドバイスを参考に油っこい中華料理を避け、疲労回復や体力アップに役立つメニューをチョイスできる。

 同事業は昨年度で約19億円の予算がつき、重点競技種目を情報、医科学や用具開発など多方面でサポートする。女子サッカーは現在、試行的な支援を受ける位置付けだが、文科省幹部は「五輪予選を突破すれば団体球技のメダル候補として当然、格上げする」と明言。柔道や競泳など夏では14種目しかない「ターゲット競技」に格上げされる見通しだ。

 佐々木監督も「予選ではJOC(日本オリンピック委員会)がサポートしてくれると聞いています。心強いですね」と喜んだ。史上初となるW杯→五輪の2大会連続金メダルに向かって、まずは食から万全を期す。

 ◆マルチサポート事業 文科省が08年度から実施している委託事業。12年ロンドン五輪と14年ソチ五輪でメダル獲得が期待される選手や団体に対して、多方面からの高度な支援を行う。より手厚い支援が受けられる夏季五輪のターゲット競技は陸上、競泳、シンクロ、体操、トランポリン、レスリング、セーリング女子、自転車、フェンシング、柔道、カヌー、トライアスロン、卓球、ライフル射撃の14競技。



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