- 初音ミク雪像、再展示に向け制作再開-骨格浮かび上がる /北海道
- 「文芸春秋」が37年前の論文「日本の自殺」を再掲載 朝日新聞の「エール」に応える
- レストランで料理写真を撮る これは「マナー違反」なのか
1 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120210-00000048-minkei-hok
■初音ミク雪像、再展示に向け制作再開-骨格浮かび上がる /北海道
みんなの経済新聞ネットワーク 2月10日(金)17時13分配信
2月6日から始まった「さっぽろ雪まつり」で展示していた「初音ミク」の雪像が7日に崩れ、現在再展示に向け制作を再開している。徐々に骨格が浮かび始めた。(札幌経済新聞)
札幌の冬の風物詩として開催され、例年200万人以上が訪れる同イベント。大量の雪を資源として生かした雪像展示が主な催しで、今年は大小合わせて228基の雪像が展示されていた。
合成音声ソフトの人気キャラクター「初音ミク」をデザインした雪像はファンからも好評だったが、平年に比べて気温が高く、雪像が倒壊した当日は最高気温が2.2度まで上昇し、雨混じりの雪も降るなどの影響で崩れたと見られている。
崩れた「初音ミク」雪像は、9日から再展示に向け新たに制作を始め、安全性に配慮し土台や背面部の雪の壁に厚みを持たせ、11日未明の完成を予定する。
2 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120210-00000005-jct-soci
■「文芸春秋」が37年前の論文「日本の自殺」を再掲載 朝日新聞の「エール」に応える
J-CASTニュース 2月10日(金)19時33分配信
月刊誌「文芸春秋」の最新号(2012年3月号)に、37年前の同誌に掲載された論文「日本の自殺」がトップで再掲載されるという異例のことが起きた。きっかけになったのは、朝日新聞が12年1月10日付け1面に掲載した若宮啓文主筆の「日本の自殺」に書かれていたことが現実になってきた、という記事だった。
また「日本の自殺」を書いた「グループ一九八四年」は誰なのか謎とされていたが、今回、当時の編集長がその正体も明かしている。
■政治家やエリートは大衆迎合主義をやめろ
「日本の自殺」はもともと同誌の1975年2月号に約22ページにわたり掲載されていた。高度成長に湧き豊かさを享受している現在の日本だが、かつて栄華を誇った古代ギリシャ、ローマ帝国の衰退と没落と同じ道を歩いている、という視点で書かれている。
「ほとんどすべての事例において、文明の没落は社会の衰弱と内部崩壊を通じての『自殺』だったのである」
とし、現在の日本の間違った繁栄によって、道徳は荒廃し、人心はすさみ切り、日本人は病み個性を失って呆然と立ち尽くし、自壊に向かっている、と論じている。
「自殺」を食い止めるためには、欲望肥大のサイクルから抜け出ることが必要で、自己抑制を行い、人の幸福をカネで語るのをやめ、国民が自分のことは自分で解決するという自立の精神と気概を持ち、政治家やエリートは大衆迎合主義をやめ、指導者としての誇りと責任を持ちなすべきこと、主張すべきことをすることだ、と結論付けている。
「文芸春秋」の現在の編集長である木俣正剛さんは大学生ころ、この論文を読んだ。高度経済成長に沸き、繁栄は続くと誰もが思っていた時代だっただけに、強い衝撃を受けた。当時、この論文は非常に注目され、経団連会長の土光敏夫さんは絶賛しコピーしては知り合いに配ったそうだ。
「文芸春秋」編集長に就任したとき、この「日本の自殺」のような論文が掲載できれば、と常に考えてきた。
そんな折、12年1月に朝日新聞1面「座標軸」という大型コラムに「『日本の自殺』を憂う」という見出しで、次のような記事が掲載された。筆者は、朝日の若宮啓文主筆だった。
「古い論文が手元にある。1975年の文芸春秋2月号に載った『日本の自殺』だ…古代ギリシャもローマ帝国も自らの繁栄に甘えて滅んだと指摘、日本も衆愚政治で同じ道を歩んでいると警告する刺激作だった…国の借金が瀬戸際までふくれたいま、『日本の自殺』がかつてなく現実味を帯びて感じられる」
そして
「与野党とも政局や選挙の利害ばかりを考えず、明日への責任を心に刻んで大人の議論をすること。それが『自殺』を避ける道である」
と結んでいた。
■筆者「グループ一九八四」のメンバー名が明かされる
「37年たっても『読みたい』という問い合わせがあるんですよ。でも書籍にはなっていません。今回、朝日新聞が話題にしたことで、あっと思いまして、であるならば、異例なことではありますが、全文を再掲載しようと。多くの人にこの素晴らしい論文を読んでいただきたいですし、今の日本、今後の日本を考える大きなヒントをもらえると思います」
木俣さんはそう話している。
この論文の筆者は「グループ一九八四」で、ジョージ・オーエルの近未来小説「一九八四」をもじったものだとされているが、いったいどんな集団なのかは謎のままだった。今号には、37年前にこの論文を掲載した当時の「文芸春秋」編集長、田中健五さんが寄稿し、筆者について明かしている。
それによれば、グループは各分野の専門家二十数人による学者の集まりで、中心人物は香山健一元学習院大学教授だったことが後にわかったという。そして田中元編集長の想像で、グループには公文俊平元東大教授、佐藤誠三郎元東京大学名誉教授、さらには清水幾太郎元学習院大学教授の研究室にいた学者たちがいたのだろうと書いている。
文芸春秋が今回、朝日の「エール」に応える形で再掲載に踏み切ったことで、この論文が再び注目されることになりそうだ。
3 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120210-00000006-jct-soci
■レストランで料理写真を撮る これは「マナー違反」なのか
J-CASTニュース 2月10日(金)19時42分配信
「飲食店で料理の写真を撮るのはマナー違反では」―こんな指摘が雑誌の記事に掲載され、インターネット上で物議を醸している。
SNSや口コミサイトが普及してからこんな人が急に増えたように思われるが、実際に撮影している人や飲食店側はどう考えているのだろうか。
■20代女性70%が「外食で料理の写真撮る」
2012年2月23日号(2月9日発売)の女性セブンに「レストランでカシャ!あなたはどう思いますか?―料理やデザートの撮影急増」という記事が掲載された。それによると、男女200人を対象にアンケート調査を行ったところ、外食の際に注文した料理を撮影することがあると答えた人は全体の42.5%。特に20代女性が多く70%にのぼった。
しかしイギリスからの観光客は「レストランの中で写真を撮るなんてマナー違反」、アメリカ人女性は「一緒にいた友達を撮らずに料理だけをアップにしてたから驚いた。記念にしたいなら普通友達や自分を撮るでしょう」と話したという。飲食店で料理の写真を撮るのは日本人特有の行為ということらしい。
ツイッターではこの記事について、「場所の雰囲気を考えずに写真を撮るのは止めた方が良い」「こうゆう人が公共の場で一般の知らない人の写真を勝手に撮ってブログに載せたりしてそう…」という反対意見や、「フラッシュやシャッター音はもちろん、周囲に配慮してるなら、許しても良いんじゃないかな」「場所とやり方と一緒にきた連れのことを考慮して行動してくれればそれほどは気にならない、かな?」など様々な意見が飛び交っている。中には「実は来日した外タレがよくディナーやらラーメンの画像やらアップするんですが…」と明かし、外国人もやってるじゃないかという書き込みもある。
■「ご自由にどうぞ」「礼儀としていかがか」店側も様々
実際に「飲食店で料理の写真を撮影する」という人に話を聞いてみた。20代の女子学生は「友達とご飯を食べに行った記念として料理の写真を撮る。有名なレストランなどに行った時はSNSに写真を投稿する」という。人物を写さない理由は「自分が写真を撮られるのが苦手だから、友達を撮ることもしない」そうだ。
ほかにも「ブログやFacebookに載せるため」「ダイエットのためなど、ライフログの一環として」という人がいた。マナー違反かどうかは特に意識していないようだった。
飲食店はどう考えているのだろうか。都内のカフェバーで話を聞いたところ、「悪いことだとは思わない」という答えが返ってきた。料理の写真を無断でネット上に公開したり、批判や悪口を書かれたりすることについては「飲食店なので覚悟の上だ」という。「宣伝してほしいとは思っていないけど、写真を撮ったりネットにアップするのはご自由にどうぞと思っている」とのことだった。
観光客が多く訪れる北海道のラーメン店も、どうぞ撮ってくださいというスタンスだ。有料の広告を出していないので、良い口コミも悪い口コミも宣伝になってくれるという。ちなみに「外国人観光客が写真を撮っているのは記憶にない」そうだ。
都内のある喫茶店では「無断で写真を撮る人は多く、それを注意することもしていないが、大人の礼儀としていかがなものかと思っている。一言断ってくれればどうぞと言うのに」と、少々迷惑に思っていそうな口ぶりだった。お店によっていろいろな考え方があるようだ。
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