実際にカスタマイズして少しだけですがわかったことは、ブログの記事やページ等のカラム構成を柔軟に設定できることがわかりました。これは、ブログの基本設計に関わってくる事柄です。メインページは、3カラムにし、個別のブログ記事は2カラムにして、ページは、広く使いたいのでサイドバー無しにしたい、とか考えるのですが、それが、私にも設定できました!! 論よりは、まず画像です。
メインページは、3カラムで構成しています。
個別ブログ記事のページは、メインと同じ3カラムで構成しますが、ページに関しては、広く使いたいのでサイドバーを設けません。写真集などを想定しています。サイドバーがないので、すっきり広く使えます。
ページのサイドバー無しの設定の仕方。Movable Type の指導書を読んでいると、2カラムや3カラムで構成する設定方法が書かれているので、それを参考に1カラム、つまりサイドバー無しの方法をここに記しておきます。標準テンプレートを想定して記述します。まず、サイドバーのテンプレートから
<div id="beta"> <div id="beta-inner"> <$mt:Var name="profile_widgets"$> <mt:If name="page_columns" eq="1"> <mt:ElseIf name="page_columns" eq="2"> <$mt:WidgetSet name="アクティビティウィジェット"$> <$mt:WidgetSet name="アーカイブウィジェット"$> <mt:Else name="page_columns" eq="3"> <$mt:WidgetSet name="アーカイブウィジェット"$> </mt:If> </div> </div> <mt:If name="page_columns" eq="3"> <div id="gamma"> <div id="gamma-inner"> <$mt:WidgetSet name="アクティビティウィジェット"$> </div> </div> </mt:If>
このように、すこし変えます。
更に、スタイルシートの基本の方(blog.css)に、
/* Wide-Only */ .layout-w #alpha { width: 940px; }
を、レイアウトの最後の方に付け加えておきます。これは、サイドバー無しにたっぷり広く使うスタイルシート設定です。
ページテンプレートの方にも、先頭に次のものを記述しておきます。
<MTSetVar name="page_layout" value="layout-w"> <MTSetVar name="page_columns" value="1">
この数字の1は、1カラムのこと、つまりサイドバー無しの設定です。2なら2カラム、3なら3カラムということを表しています。
「MTElse」の使い方は、タグリファレンスを参照して下さい。
以上のことをマスターすると、Movable Type 4.23 を使ってブログを設計・設定するための大きな山を越えたように感じます。これは、Movable Type 本体の難しさです。あとは、スタイルシートでデザインすることだけが残されます。スタイルシートも難しいのですが、こればっかりは、日々習得あるのみです。経験がものをいいます。
トラックバックURL:
https://serene.sakura.ne.jp/blog/2009/01/04/0030/269.php/trackback