ユニークな学者が亡くなりました。日本の社会学者で小室直樹氏に影響を受けた人は少なからずいると思います。私は、三冊ほど読んだことがあります。
- 『痛快!憲法学』(集英社インターナショナル)
- 『日本人のための宗教原論』(徳間書店)
- 『危機の構造 日本社会崩壊のモデル』(中公文庫)
小室直樹氏が死去…異色の評論家、ソ連崩壊予言 (読売新聞) – Yahoo!ニュース
読売新聞 9月28日(火)13時18分配信
政治学や社会学など幅広い分野で活躍した評論家で東工大特任教授の小室直樹(こむろなおき)氏が9月4日、心不全で死去した。同大が28日発表した。77歳。葬儀は9日に親族で済ませた。
東京生まれ。京大理学部数学科を卒業後、大阪大大学院で経済学を専攻し、米ハーバード大などに留学。さらに東大で法学博士を取得した。政治、社会、経済学など社会諸科学の統合を目指した異色の学者として、長く在野で活躍。
1980年にソ連崩壊を予言した「ソビエト帝国の崩壊」、ロッキード事件で被告になった田中角栄氏の無罪論のほか、憲法論や宗教論などで知られた。他の著書に「危機の構造」「日本人のための宗教原論」など。
最終更新:9月28日(火)13時18分